(さくらまつりの家山川@SL急行さくら13号)
思った以上に川根両国に長居をしてしまったせいで、家山にて撮影するはずだったさくらまつり臨の1本目はギリギリの到着となってしまった。予定ではもうちょっと前に到着して撮影地くらいは吟味したかったんだけど、キャパの大きな家山川の河原に立って撮影するのみ。自業自得でございます(笑)。結構遠征するとさ、あれもこれも撮りたくなって結構タイトなスケジュールを組むのがどうしても止められないんだけど、しっかり構図を練って作った一枚とアワアワして撮るだけ取った一枚と、見る人が見れば分かってしまうものなのでしょうねえ。それでも、満開間近の桜とSLの組み合わせは悪かろうはずはなく、春の川根路のワンショットとなりました。
そしてさくらまつり臨のもう一つのお楽しみ…と言うか、同業者の方の中ではこっちが本命だった御仁も多かったのではないでしょうか。家山止まりのさくらまつり臨には最後尾に西武電機のE34がぶら下げられていて、客扱いを終えた後はSLと客車を新金谷まで回送するのでありますが、復路の先頭に立つE34には、「さくら」のヘッドマークが掲げられているのであります。元々ね、西武E34って国鉄のEF65Pを思わせるパノラミックウインドウと2灯ビームの前照灯に尾灯横の手すりが付いておるのですけど、このお顔に「さくら」のカンは、ちょっと昭和のブルトレキッズには涙ちょちょぎれ(死語)モンの過分なアクセサリー。福用駅の北側、高熊の踏切から思いっ切りS字を圧縮して叩いてみました。
ああ、寝台特急さくら。長崎行きか佐世保行きか…20年前に益田競馬に行くのに横浜から小郡まで乗ったことがあるよ。ここまでやるなら、いっそのことEF65よろしくアイボリーと紺の国鉄直流機関車色に塗っちゃって!というリクエストが届いているとかいないとか。こんなノスタルジックなサプライズが出来るのもさすがは大井川鐵道と感服せざるを得ない。牽引する客車がトーマス向けのオレンジの旧型客車ですけど、まだ整備はしてないけど新金谷の外れには急行はまなすで使ってた14系も控えてるからねえ。EF65P(もどき)+14系なんて組成出来たらそれってもろ特急さくらやん!