(神無月・初冠雪の大カーブ@小海線・小淵沢~甲斐小泉)
特にアテもなく、山梨方面に子供とフラリと出掛けて行った先で見たのは、甲武信ケ岳と八ヶ岳の今シーズン初冠雪。そうとなれば行き先はここしかない。多くの鉄道写真家があまたの作品を作り上げた名撮影地・小海線は小淵沢の大カーブに久々に立ってみた。7~8年ぶりくらいだろうか。以前はカーブの内側はもっとしっかり稲作をしていたのではないかと思われるのだけど、ご多分に漏れず一部が休耕田になっているようです。刈り取りを待って最後の稔りかな。黄金の田んぼが一枚だけ、風に揺れていました。
10月も末になると、秋の長雨シーズンが終わってようやく安定した晴天が続くようになりました。夜中から星空が燦々と見えていた夜、あくる朝の払暁を前に車を富士山方面へ走らせる。パノラマ台からの秀麗富士を愛でながら、帰りがけの駄賃で富士急行線方面へ。インバウンド需要が消滅したのは箱根も富士山も同じで、極端な減便とフジサン特急の運休が続く富士急。辛うじて運行されていた特急富士回廊。189系のホリデー快速富士山の後継として投入されたE353系、6連から3連への短縮は随分と収容能力に問題が出そうだなあと思ったんだけど、このご時世の乗客の少なさは、3連でも席を持て余すほどの状態でした。富士山だけが変わらず美しい、お馴染みがんじゃ踏切でのカットです。
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