青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

イルカ買って食べましたが何か?

2007年02月12日 08時24分46秒 | 日常
(写真:なごり雪)

ハギーさんの日記を見て思うのだが、捕鯨団体とか緑豆の香具師なんて環境保護団体に名を借りた巨大宗教だから、とっとと南氷洋に放り込んで存分に大好きなクジラと遊ばせてやって欲しいと思う。つか、「虐殺」と言う言葉はアングロサクソンに言われたくはなく、歴史を紐解けばアングロサクソンにこそ相応しいのではないかい?
クジラはともかく日本でもイルカ食っている地域はかなり限定されるでしょ。静岡、南紀、高知、そして千葉や宮城の女川、鮎川など太平洋沿岸。イルカ自体が海流に沿って活動する生き物だから、どこも親潮とか黒潮に近い港町で食生活の中にちろっと出て来るくらい。そもそもマグロなみに美味かったらもっと食卓に上る機会があってもいい。

写真は銚子のスーパーであまりにもフツーのノリで売っているイルカ。地元では煮付けにしていると言う事なので買って料理してみたのだが、肉と皮の間のゼラチン質と言うか脂肪分がなんだか気色悪くニチャニチャとしており、肉は赤身で筋っぽさもあって正直美味いとは思えませんでしたがね…嘘かホントかわからないけど、「イルカを食うと勃たない」と言う話もあるので。
まあ、美味いと言う話もあるんで、レシピの問題なのかもしれないが。

それにしても千葉の海沿いってなあ色んなものを食っているのですね。南房総の和田浦ではクジラ料理なんかも有名だし、「クジラのたれ」なんかはちょいと焙ってマヨネーズを付けて食べると非常に美味しいクジラジャーキーって感じの名物お土産。これからはこんな不貞のヤカラが来たら機銃で一掃出来るよう、南房総の軍備を強化したほうがいいw

南房総の地名と南紀の地名には共通点が多く(勝浦、白浜など)、南紀には太地、南房総は和田浦の捕鯨を文化とする地域がある。ともに黒潮に流された漁師によって伝播されたと言う歴史的側面を持つ。当然、イルカを食うのもそのあたりの文化的な伝播があってのことだろう。

そもそも食文化ってサプライズがあるからいいのであって、その土地土地で特色と個性があるからこそ旅は面白い。それが、ピザとコーラで生きている人達には理解できないのだろうなあ。
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