青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

鹿渡谷渡

2018年11月11日 17時00分00秒 | 飯山線

(一度きりの渡渉@越後田沢~越後鹿渡間)

おいこっとを森宮で見送った後は、十日町でおいこっとと交換して発車してくるお待ちかね飯山色の136Dを。ファーストショットはどこでやっつけるかと考えた結果、信濃川の鉄橋のたもとからスタートすることにしました。飯山線は豊野から越後川口まで延々と千曲川&信濃川に沿って走り続ける割には、川を渡るのはただの一回こっきり。清津峡から流れて来た清津川と、信濃川の合流地点に架かる信濃川橋梁は、立派な上路ワーレントラスの橋。以前はもっとトラスが見えたはずなんだけど、線路際の灌木が伸びてしまってだいぶ撮り辛くなりましたなあ。


広角で信濃川と清津川の出会いのシーンを入れ込んで。信濃川発電所からのアングルは、春は東電の発電所の脇に咲く桜が楽しめる撮影ポイントでもあります。信濃川発電所のタービンを回す水は上流の西大滝ダムにて取水された水で、長い導水管によってここまで運ばれ、首都圏の電気を作り出しています。対岸の河岸段丘の森の色付きはややピーク前、と言った感じですけど、築堤にそよぐススキの穂波を泳ぐように走って来た136D。次の停車駅は、越後鹿渡です。
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