青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

暗雲

2006年04月02日 05時49分59秒 | 日常
(写真:去年もらったもの)

昨日は、今年初の千葉マリン。
スコアボードの上にパ・リーグと日本一とアジアチャンピオンの旗がはためいてはおりましたが…
春らしいいい天気だったのに、グラウンド上には暗雲が立ち込めておりました(笑)。

秋に発生したマリーンズバブルはオフの銭闘を生み、まずボビーがゴネて(3年15億?早くも予算オーバー)それに追随するように外人もなかなか残留契約を結べず契約に手こずった。まずここで予算的にセラフィニの放出決定。
予想外のボビー引き留め資金と優勝による総年俸の増加をカバーするために小坂が放出(小坂の年俸1億1千万+移籍金1億=2億1千万ゲット)させられ、1月には残留で合意していたスンヨプの突然の契約打ち切り通告(これは相手サイドの問題か)が発生。1月に外国人枠に穴を開けられては外国人補強も後手後手にならざるを得ず、泥縄のバーン獲得(昨年檻で4勝12敗のPをなぜ1億円で…)。
キャンプは2月中旬にレギュラークラス8人をWBCに抜かれ、オープン戦で既存戦力の底上げを狙うも期待の若手(大松・竹原・早坂辺りか?)は純&垣内を超える事が出来ず開幕1軍を勝ち取る事すら出来なかった。

フタを開けてみればWBC組の離脱により開幕投手の大役を担った昨年の新人王・久保は、二段フォームを指摘されフォーム改造したものの、オープン戦から良くなかったが、シーズンイン後も2戦連続で序盤に集中打を食らうあたりとても打ちやすいフォームになってしまった模様。きっちり2年目のジンクス。
清水直行、渡辺俊介クラスは存在感と安定性を見せているが、小林宏之はWBCで完全に調子を崩し、おまけに股関節を怪我して現在ファーム調整。バーンは能力的に頭打ちでありとてもセラフィニの後釜としての先発が務まる内容ではなく、毎年恒例行事のように期待される加藤コースケはやはり今年もコースケで、薮田は頑張っているがやっぱり酷使がそろそろ気になり、ヤマケンの離脱でクロスゲームの中継ぎに投げる人間がおらず、小宮山&高木のフルムーンコンビの負担が増えている。
外人打者3人はフランコ37歳に始まる年齢的劣化と金銭的満足によるモチベーション低下で現状打てない守れない状態で、堀さんは優勝ボケ&隔年で打率が1割にも乗らず打撃も守備も明らかに精彩がない。タスクは開幕早々ケガで抹消、去年の四番サブロー様も試合前の練習にすら出て来ない状態で、福浦は開幕から絶好調だったが昨年オフ手術した股関節に痛みが出てこちらも離脱。

まあ、去年が出来過ぎなんでそれ以上は当然ないだろうなあと思ってはいたが、それにしてもあれから半年しか経ってないのに、去年のバブルの反動が一気に出て随分とチーム力が衰退した感じ。
優勝したとは言えカネの蛇口を閉めてしまった瀬戸山と毟り取ったボビーは喧嘩両成敗だが、去年のメンバーが全部そのまま使えると思ったのかどうなのか、オフの人事管理からして失敗した感じ。ソフバやジャイみたいに湯水のようにカネを使わないと、チームの強さは維持出来ないんだなあ…
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