青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

滝沢正光、山口国男、山口健治、吉井秀仁(以下略)

2007年02月04日 22時11分43秒 | 日常
(写真:南房総R410「道の駅ちくら・潮風王国」

と言う訳で、宣言通り安いアクアを使って今日は南房総を一周。
天気はどっピーカンの快晴、気候は温暖、風そよそよ。
ガリガリ君のソーダ味のような青い海が常にハンドルの横。熊本ナンバーは叩き出されそうだが(笑)「房総フラワーライン」はこの時期関東屈指のドライブコースである事を実感して来ました。

しかしアクアラインつーのは値段こそ高いが便利なもので、保土ヶ谷BP→首都高横羽線→浮島JCTからアクアライン経由で木更津まで自宅から40分は笑った。千葉、近けえ(笑)。つか、さっきは川崎の扇島辺りを走っているのに、20分後には「あさりちらし弁当新発売!としまや弁当」とかの木更津の風景を見ているというのは正直ピンと来ないんですよw。時空がゆがんだ気になるね。

行きは久留里~亀山湖経由の千葉r81と言う主要道の割には結構酷な道を楽しみ、鴨川から千倉経由で房総半島の最南端を目指す。道端には菜の花の蛍光イエローを始めとした原色の花々が咲き誇って、もう思いっ切りの春でした。
大混雑の「道の駅ちくら・潮風王国」に車をデポ。花卉栽培の盛んな南房総でも屈指の規模を誇る千倉の白間津地区では、あっちも満開こっちも満開どこでも満開の新関先生もびっくりのハナマンカイ。まさに「フラワールームに愛を込めて」状態でした。つかこういうネタを振るから若い連中に嫌がられるのかもしれんが(笑)。
うーん、まさに色素の爆発と言うか…味でも色でも割り合いとはっきりしたモノを好む自分としては、この青空の下で広がるギラギラとした原色の宴、素直に圧倒されましたw

小一時間の花畑散歩を終え、頭の中も色素ですっかりお花畑になったところで遅い昼食。マグロ丼と、「本日のオススメ」の中でひときわ目を引く「マンボウの刺身」。ここで食わないと、たぶん死ぬまで食わなそうなので、追加オーダーしてみる。
30代なら確実に「雨の西麻布」でも口ずさんでみたくなるところだが。マンボウねえ。聞けば、このあたりの漁民は良く食ってるらしい。お前ら北杜夫に怒られるぞw

●マンボウ
「最大で全長3.3m、体重2.3tにもおよび、世界最大の硬骨魚のひとつである。日本ではたまに定置網などで漁獲され、食用にもなる。鮮度が落ちると臭みが出て不味いため、ほとんど現地で消費され、市場に流通することは少ない。宮城県から千葉県にかけては比較的食用として目にする機会がある~(ウィキより引用)」

出て来た刺身は肝臓と身を刻んで和えたモノ。
身は柔らかく、味としてはホタテの刺身とかツブ貝の刺身とか…なんかそんな感じの貝系の味がする。肝は「キモ」と言う感じのアブラっけと濃厚さがあって、口の中に結構な海の香りとコクのあるまったりした味が残る。珍味ヲタにはたまらない味だが、一般受けするかどうかは…(笑)。ここだけ何故か写真撮るの忘れたのが悔やまれるw
あと伝票に「マン刺し」って書かないでくれ(笑)。なんかやだw

マンボウで力を付けて、「これぞマンパワーだな」と一人思いつつフラワーラインを流す。イブキマンパワーって馬がいたなそういや。関係ないけど。
その後は野島崎灯台で房総半島最南端を制圧。同時に関東の最南端(離島は除く)も制圧です。端っこマニアは多いみたいだけど、ここは近い割には行った事ある人あんまりいなさそうだね。

東京湾の開口部を通過する船舶と、遠くに霞んで伊豆大島が見える。
その向こうに夕日が沈んで…

満喫の、南房総日帰り旅でした。
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