tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

歌は世につれ

2006年01月01日 | 日々是雑感
謹賀新年 今年も「日々ほぼ好日」をどうぞよろしく。

大みそかの昨夜は、いつものように自宅で歌番組を見た。驚いたのは、日本レコード大賞(第47回)を受賞したのが、倖田來未(Butterfly)だったこと。CD売上げや話題性を考えれば当然かも知れないが、日本の歌謡界で「何かが変わったな」と実感した。

同じような感慨を抱いたのは、ちょうど20年前、昭和60年(85年)第27回の中森明菜(ミ・アモーレ)の受賞だった。それまでの森進一、五木ひろし、八代亜紀路線からの転換を象徴する出来事だった。明菜が2年連続受賞した後は、光GENJI、安室奈美恵、GLAY、浜崎あゆみなどが続く。これらを1期・2期とすれば、これから第3ステージが始まることになる。

NHK紅白歌合戦では、きれいになったユーミンが着物で粋に歌っていた。この日のために再結成されたアリスは、変わらぬパワーで歌い上げた。森山良子が親子でハモり、天童よしみ(紅組の大トリ)の「川の流れのように」は、ひばり以上の出来映えだ。みのもんたの軽妙な司会も新鮮だった。

景気は新たな拡大期に入り、消費も活気づいてきた。
第3ステージを迎えた日本歌謡界の、新たな展開を楽しみにしている。

※写真は、昨日(12/31)撮影した大和国鹿島香取本宮(奈良市中町)。
コメント (7)
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