tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

暑い!

2007年08月15日 | 奈良にこだわる
立秋(8/8)もとっくに過ぎたというのに、うだるような暑さが続いている。奈良市では、8/11~12には最高気温が35℃以上の「猛暑日」となった。

熱中症で亡くなる方も相次いでいるが、家にいても十分な水分を補給しなければ死に至るケースもあるそうなので、注意していただきたい。

さて今夜(8/15)は東大寺大仏殿の万燈供養会(まんとうくようえ)だが、写真はその大仏殿の裏手で撮った(8/10)。

暑さのあまり鹿たちは、散り散りになって木陰に入っていた。あんな厚い毛皮を着ていたら、夏を過ごすのはさぞ大変だろう。サルスベリだけは暑さに耐えて色鮮やかに咲いている。「百日紅」という名の通り、長く咲くタフな花だ。

今年は「ラニーニャ現象」の発生により、早くから猛暑が予想されていた。ラニーニャとは赤道太平洋域(中部~東部)の海面水温が平年より低くなる現象のことで、エルニーニョの逆だ。日本では猛暑、渇水、寒冬になると言われる。

このラニーニャの発生には地球温暖化が関わっているそうだから、私たちの排出したCO2が、遠く赤道太平洋経由で猛暑を呼んでいることになる。

「このままでは京都議定書目標の達成は危うい」という政府の中間報告も出ていたが、回りまわって地球を温めないよう、室温28℃をぜひ励行していただきたいものだ。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする