tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

石光寺の寒牡丹

2008年01月08日 | 奈良検定
葛城市染野(そめの=旧当麻町)にある石光寺(せっこうじ)は、中将姫ゆかりの寺である。県下で中将姫ゆかりの寺といえば、他にも奈良町(ならまち)の誕生寺(姫の生誕地)・高林寺(こうりんじ・姫が成人)・徳融寺(姫の父の旧宅)、姫が保護された清蓮寺(せいれんじ・宇陀市)、出家した当麻寺(葛城市)などがある。

石光寺は、奈良検定公式テキストによれば《聖武天皇の世に中将姫が境内にある井戸で蓮糸を染め、当麻寺本尊の蓮糸曼荼羅を織ったという伝説から、井戸を「染めの井」といい、染寺ともいう》。牡丹の名所として知られるが、とりわけ冬の寒牡丹が見事である。
※石光寺住職のホームページ
http://www6.ocn.ne.jp/~somedera/

写真は3年前の12月に撮ったものだ。殺風景な冬を鮮やかな花で彩る寒牡丹は、今がピークだ。椿や山茶花も咲く頃なので、ぜひお早めにお訪ねいただきたい。
※奈良新聞(07.12.21付)
http://www.nara-np.co.jp/n_all/071222/all071222a.shtml
コメント (4)
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