tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

いよいよオンエア!「鹿男あをによし」

2008年01月16日 | 鹿男あをによし
いよいよ明日(1/17)から、「鹿男あをによし」が始まる(フジテレビ系 毎週木曜日 午後10時スタート)。
※同番組の公式サイト
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2007/07-353.html

テレビでは早くから番宣が流れているが、県庁に行ってもあの大きな鹿の顔のポスターが貼ってあって、よく目立つ。いろんな所で奈良の鹿をこんなにPRしていただいているというのは、とても有り難い。
※同番組の番宣(YouTube)
http://jp.youtube.com/watch?v=0QeCWve8FPE

私も、ブログにいつもコメントをいただく南都さんから教えていただいて、早くに原作を読んだ(直木賞候補にもなった万城目学氏の著書・幻冬舎刊)。帯には《「さあ、神無月だ―出番だよ、先生」二学期限定で奈良の女子高に赴任した28歳の「おれ」。ちょっぴり神経質な彼に下された、空前絶後の救国指令?》とある。
※南都さんのブログ
http://kichinosuke-kai-dog.blogspot.com/2008/01/blog-post_12.html

つまりは、奈良公園の鹿の指令を受け、日本の滅亡を防ぐために「おれ」が鹿男となって奮闘するファンタジー・コメディーである。主人公の教師に玉木宏、盟友の社会科教師が綾瀬はるか(原作では妻子持ちの男性だった。あだ名は「かりんとう」)、後で大活躍する謎の女子高生・堀田イトが多部未華子だ。
※同番組制作会社のサイト
http://www.kyodo-tv.co.jp/ja/drama/drama.html

原作の奈良女学館高校は平城宮跡に隣接しているという設定なので、一条高校の所在地に近い。ロケは平城宮跡周辺や奈良公園、北東向商店街などで行われていて、「ロケ現場に出くわした」「旅館から出てくるところを見た」という知人もいる。

「春日野(奈良公園)の鹿」は室町時代に作られた「南都八景」の1つで、押しも押されもせぬ「奈良の顔」である。近鉄奈良駅から徒歩3~5分で野生動物に触れられ、遊べるという楽しさは、ヨソでは得られないものだ。子供が喜ぶだけでなく、大人にもアニマルセラピーに通じる癒し効果がある。久々の奈良が舞台のこのドラマ、ぜひ、高視聴率を期待したいものだ。

※1/19追記
1/17放送の第1回を見た。視聴率は12~13%と、あまり振るわなかったが、私は大いに楽しんだ。奈良ビブレや野口百貨店など、よく知っている店も出ていて楽しい。ドラマを見た同僚たちは「言葉を話す鹿がチャチ」「奈良が舞台なのに、登場人物全員が標準語を使っている」「スポーツ用品店である野口百貨店では、3枚千円のパンツは売っていない」「平城宮跡の上に高校が建つはずがない」「奈良にあんな下宿屋はない」などと文句を言っていたが、別に問題はないだろう。若草山頂の夕焼けのシーンは、とてもきれいだった。
欲をいえば堀田イト役は、もっとミステリアスな美少女に演じてほしかった。長編小説の第1章なので、よく分からない部分も多いだろうが、これから話は急展開する。乞うご期待!

※写真は県庁前(奈良公園内)。06年7月撮影。
コメント (29)
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