tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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奈良県企業立地トップセミナー IN 大阪

2008年03月03日 | 奈良にこだわる
2/29(金)、奈良県商工労働部主催の「奈良県企業立地トップセミナー IN 大阪」が大阪・難波で開かれた(16:00~17:30 於:南都銀行大阪支店)。文字通り奈良県下への企業誘致について、他府県の企業経営者などに荒井知事自らが語りかけるという趣旨だ。

この説明会には、大阪府下を中心に約50社・50人が参加した。西口廣宗氏(奈良商工会議所会頭・南都銀行頭取)の挨拶に続き、荒井知事は、奈良県の

1.鉄道・道路など、交通アクセスが良好である
2.学研都市など、有力な研究開発拠点がある
3.歴史・文化・自然の豊富な生活環境に恵まれる

という長所を強調した後、候補地やまざまな優遇措置について触れた。中身は工業支援課(商工労働部)のサイトでも見ることができるが、ほかにも県では、最大30億円の「奈良県企業立地促進補助金」や最大10億円(=利子補給額)の「奈良県進出企業支援融資」などを08年度から新たに導入する予定だという。
http://www.pref.nara.jp/kogyo/guide/index.htm

なお工場用地のお薦めは、生駒市の高山・北田原、天理市福住町、御所市・五條市内の工業団地だそうだ。

知事の「奈良県は古来、多くの神々のいます土地柄なので、願をかけて研究開発に取り組むのにふさわしい」というくだりが面白かった。京都では、研究者たちが「ヒラメキが得られる」「疲れを癒せる」と、好んで古い町屋に住むそうだが、これは奈良にも当てはまる。願い事を書くと叶うという「願い申(ざる)」などを 奈良町の町屋の軒にずらりと吊り下げている様子は、想像するだけでも楽しい。

セミナー終了後は、名刺交換を求める長い列ができていた。奈良新聞(3/2付)の記事によると、知事は「さっそく反応があった。企業立地の相談や照会があったときに、うまくフォローしていくことが大事。きょうだけでなく、これからもこのようなセミナーを継続していきたい」と話していたそうだ。

この「トップセミナー」シリーズは、今回が初回だそうだ。知事はぜひ各地に出向き、奈良の良さをどんどんアピールしていただきたい。
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