tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

「九州八豊」のやせうまだんご汁

2008年03月16日 | グルメガイド
大阪に住んでいるグルメのNさんから、「ミナミの美味しい店で飲みましょう」と誘っていただいた。千日前(相合橋商店街)にある「九州八豊」というお店だ。

以前Nさんは、奈良市の「蕎麦戯 さか本」に案内したことがある。ダイエット中だと聞いていたのに、いろんな種類のそばが次々に出てくるコース料理を特注してしまい、ご迷惑をおかけしたのだが…。
※蕎麦戯 さか本(ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/52c56c5f9e6ed87a0d01dad44899c85d

九州八豊のさほど広くない店内は、お客で一杯だった。予約されていた奥の2人用テーブルに案内された(人気店なので予約は必須)。活魚料理がお薦めとのことで、関サバの刺身(1580円)などに舌鼓を打った。これは奈良では食べたことがない。煮物などのおばんざいも、とても美味しい。
※九州八豊の公式ホームページ
http://www15.ocn.ne.jp/~yaseuma/

Nさんは「実は、鍋物もイケるんですよ」と言い、ここの名物「やせうまだんご汁」を1人前(3990円)、注文して下さった。それが、写真の白味噌仕立ての寄せ鍋だ。「新日本郷土料理大賞コンテスト」で日本一になったことがあるという逸品だ。「やせうま」は「痩せ馬」ではなく、その昔、小麦粉の団子を考案した「八瀬」(人名)に「うまい」を足し合わせた言葉だそうだ。
http://r.gnavi.co.jp/k717700/

手延べの太うどんと白味噌汁の組み合わせに、「これは『いづみ』の鮑腸汁(ほうちょうじる)と同じ料理だな」と気がついた。奥から出てこられた考案者の女将さんに「これ、奈良でも食べたことがありますよ」というと、「いづみさんでしょう。私、あそこの奥さんと小中学校の同級生なんですよ」とおっしゃるので、びっくり仰天した。千日前で、奈良市ご出身の女将さんに出会うとは。

料理が同じというのは、いづみの奥さんのルーツが大分、九州八豊の女将さんのご主人が大分出身、という偶然の産物だそうだ。女将さんの名刺を頂戴したので、後日いづみに持参すると、奥さんはとても懐かしそうにしておられた。
※「いづみ」の鮑腸汁(ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/621a41f207a2bffd167683b58affd6d8

さて、とにかくこのお店、出てくるものがすべて美味しい。おトクな飲み放題つきのコース(6800円~)もあるので、ぜひいちどお訪ねいただきたい。予約が要るのと、場所が少し分かりにくいので、ご注意を。

※Yahoo!グルメの地図
http://gourmet.yahoo.co.jp/0002140832/0006404190/coupon/

※営業時間:17時~24時 要予約(年末年始を除き無休)
カウンター8席、テーブル7卓 2階に宴会場あり
所在地:大阪市中央区千日前1-6-10相合橋商店街
℡:06-6214-5512
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