tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

旬彩 ひより

2008年03月30日 | グルメガイド
奈良町の「旬彩 ひより」で職場の歓送迎会をした(3/21)。この店を訪れるのは2度目である。初回は「奈良町座」の新年会で、寄せ鍋をいただいた。特製のダシがよく利いて、とても美味しかった。
http://aztv.jp/-ti/11

壁の朱色と床の黒、それに白木のテーブルがうまく調和して、とてもお洒落な造りだ。ドラマ「鹿男あをによし」でも、ロケ地に選ばれていたそうだ(結局は流れたようだが)。オーナーの尾崎敦士さんは、西の京の「創作料理 萬京(ばんきょう)」で長らく支配人を務めてこられた。
http://www3.ocn.ne.jp/~vankio/ 

今回のメニューは、会席料理にした。主菜を2品選べるとのことだったので、岩魚(イワナ=鈴鹿山脈の清流育ち)と鶏肉(能登地鶏)をそれぞれ塩焼きしていただくことにした。

何といっても、この店の特徴は野菜である。田原本町(奈良県磯城郡)で専属契約している畑で、その日に収穫したばかりの有機野菜が次々に出てくる。路地ほうれん草のお浸し、大和まなの煮浸し、シャキッとしたサラダ水菜、くらま大根の風呂吹き 等々。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/5b/bb867d3f32f57b8991f85d0865e69683.jpg

岩魚は骨ごといただいた。地鶏はうま味がとても濃厚だ。ワタリガニの唐揚げも、カリッとしていて旨い。写真はキャベツなどの蒸し焼きが出来上がった瞬間である。土鍋のフタを取るとワーッという歓声が上がり、すぐに箸が伸びた。食べてみると、これが甘くて柔らかくて、とても美味しい。締めの赤米ごはんもわらび餅も堪能して、約30人の大宴会がお開きとなった。

お店がオープンして日は浅いが、昼のメニューがだんだん知られるようになって、七彩(7つの彩りランチ 1575円)などが人気だそうだ。しかし奈良町は夜が早いというイメージがあるのか、夜のお客はあまり多くない。お店で落語会などを催して、認知度アップに努めておられるところだ。
http://aztv.jp/index.php?action_townInfo_page=1&id=11&pid=7

「奈良の夜」をいかにして盛り上げるか、というのが地元の課題だが、こんな良い店が奈良町にできたのはとても有り難い。ぜひいちどお訪ねいただき、美味しい野菜を堪能していただきたい。

※「旬彩 ひより」奈良市中新屋町26鶉屋倶楽部1階 ℡0742-24-1470
火曜休(応相談) 11:00~14:30 17:00~22:00
コメント (2)
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