tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

鹿男あをによし第7話

2008年03月05日 | 鹿男あをによし
2/28(木)、「鹿男あをによし」第7話が放送された。livedoor番組表から、あらすじを拾うと、

《小川(玉木宏)は学校を辞めさせてほしいと言いだした堀田(多部未華子)を何とかなだめるが、翌日も堀田は学校を欠席。自宅に連絡すると、昨夜も帰宅していないことが分かる。そこへ長岡(柴本幸)が小治田(児玉清)を訪ねてくる。昨夜、堀田が京都の長岡のもとを訪ねてきたらしい。堀田は思い詰めた様子だったが、何も語らずに帰ってしまったという。その後、堀田は見つかるが、家に帰りたがらないため、藤原(綾瀬はるか)の部屋に泊まることに。堀田は依然として何も語らないが、落ち着いた様子だったため小川は少し安堵(あんど)する》

やっとこの回で、堀田の正体が明かされた。堀田は「鹿の使い番」だったのだ(小川は「鹿の運び番」)。大きな鏡の前で、堀田は小川に「目を閉じて下さい」と言い、鏡に映る自分の顔(=鹿)を見せるシーンは、ドキドキものだった。

「鹿の使い番」の堀田は、頑張ってやっとサンカクを手に入れたのに、それがニセ物だったから、落ち込んで当然だったのだ。番組の最後のところで、マドンナが「狐の使い番」、リチャードが「鼠の運び番」ということが分かってくる。狐から鹿へのサンカクの受け渡しを妨害したのは、リチャードだったのだ。ここで「リチャードには気をつけなよ」という「ばあさん」の言葉が甦(よみがえ)ってくる…。

だんだん仕掛けが明らかになり、堀田とリチャードの存在感が高まってきた。いつもコメントを下さるsolianoさんによれば、視聴率は関東8.8%(同時間帯5位)、関西10.0%(同時間帯4位)だったそうだ。裏番組の「世界卓球」の視聴率が関西で低かったことからこの結果になったのだそうだが、10%台に戻ったことは、やはり嬉しい。

また南都さんからの情報で、番組満足度調査(ヤフーリサーチ調べ)によると、この番組がダントツの1位だそうだ。つまり「視聴質が抜群に良い」ということになる。ちなみに2位は「薔薇のない花屋」、3位が「1ポンドの福音」。

朝日新聞奈良版では、このドラマで盛り上がる地元の様子が紹介された。ブログのコメントで、金田さん(魚佐旅館)がロケ地マップを作られたとお書きだったが、記事によるとホテル日航奈良は「鹿男あをによしプラン」を作ったそうだ。

《「鹿男」の舞台を巡るオリジナルマップや、市内観光に便利なレンタル自転車が特典につく。ホテルスタッフが手作りしたマップは、東大寺周辺と明日香村などを網羅。ドラマで見たことがある景色の写真に、原作者の万城目(まきめ)学さんのガイドが付く。例えば鹿から「出番だよ先生」と話しかけられた東大寺大仏殿裏の講堂跡は、「大仏殿の真裏にもかかわらず、不思議な静寂にいつも包まれています」といった具合。プランは2月16日に始まり、発売10日で千葉や高知など全国から43人の予約が入った》
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000803020001

以前、野口百貨店の話を紹介したが、確かに地元は盛り上がっている。おたいまつ(お水取り)も始まっているので、相乗効果を期待したいところだ。
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/c9d4c3a20bd5d25e19e662fd015f0388

複雑にからまっていた糸が徐々にほぐれ、ミステリアスだった全体像が明らかになってきた。「鹿男」は、これからますます面白い!

※鹿男あをによし第6話(ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/967479cf555c2c738a094155a8b77b85
※写真は、下宿屋としてドラマに登場する木奥商店(奈良町)。2月に撮影した。
コメント (8)
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