tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

長岳寺のそうめん

2008年06月06日 | グルメガイド
長岳寺(ちょうがくじ)は《奈良県天理市柳本にある高野山真言宗の寺院。山号は釜口山(かまのくちさん)、本尊は阿弥陀如来、開基(創立者)は空海(弘法大師)とされる。関西花の寺二十五霊場第19番札所。日本最古の歴史の道といわれる山の辺の道のほぼ中間点に位置している。釜口大師の名で親しまれている》(Wikipedia)。

春のツツジが有名で、秋の紅葉もきれいだが、もう一つの名物が「そうめん」(700円)である。重要文化財の庫裏(くり)でいただける。山辺の道を通るたびに気になっていたのだが、天理市を訪ねた際(5/31)、初めて食べてみた。



ツツジの季節も終わったので、受付には誰もいない。庫裏に入って呼ぶと、奥から賄いのおばあちゃんが出てこられた。庫裏の雰囲気が素晴らしい。外は蒸し暑かったが、中はひんやりとして風が吹き抜ける。写真の釜は、今は使っていないそうだが、相当の年代物である。



シンプルな冷やしそうめんは、とても美味しかった。手延べの「ひね」三輪そうめんだそうで、冬場は温かい「にゅうめん」になる。「そうめん處 森正」(そうめんどころ・もりしょう)もそうだが、こういう雰囲気がそうめんの味を一層引き立ててくれる。
※そうめん處 森正(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/807062b67853355b3c38b2baacd3994b

以前、東京でそうめんといえば、「三輪そうめん」ではなく「揖保乃糸」のことだ、と書いたことがある。奈良県民としてはとても残念な話だが、現地を訪ねて味わう三輪そうめんは格別だ、ということをもっと知っていただきたいと思う。
※そうめんといえば…(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/60ced935e4f620e69158c2922606d537
コメント (3)
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