tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ヤマトポークは美味しい

2008年11月13日 | グルメガイド
11/11付の産経新聞奈良版に、奈良のブランド豚肉「ヤマトポーク」試食会の記事が載っていた。記事によると、

《奈良県などの推奨で今年3月から販売されているブランド豚肉「ヤマトポーク」の販売促進をはかる初めての試食会が10日、奈良市三条本町の市男女共同参画センターで開かれ、消費者団体の関係者ら25人がヤマトポークを使った料理6品を試食。上質な脂肪が適度に入った独特の肉質が、参加者から「おいしい」「甘い」などと好評を得た》。

《ヤマトポークは、奈良県県畜産技術センターの推奨する米国原産デュロック種などを掛け合わせて開発された。飼料に菓子粉やパン粉を混ぜて飼育することなど、ブランド化には一定の条件を設けている》。

《現在は奈良や五條など2市2町の計5農家が生産し、10月末までに計764頭分を出荷。平成22年度には年間出荷量3000頭を目指しており、さらなる販売促進につなげようと、同協議会が県内の消費者団体や飲食店などの関係者を招待し、初の試食会を企画した》。

試食会は初めてのようだが、記事にあるように、販売は今年3月から始まっている。私は今年の7/30、奈良県庁6階の食堂で、冒頭写真の「ポークソテー」250円をいただいた。これにライス(M)150円と小鉢90円をセットし、締めて490円だった。

産経新聞には《フランス料理店「ル・ベンケイ」(奈良県大和郡山市)の尾川欣司オーナーシェフがヤマトポークを使い、スモークハムやトンカツ、角煮、ポークチャップなど6品を会場で調理して提供。できたての料理を次々と賞味した参加者の感想は、「脂分まで甘みがある」「やわらかい」など軒並み好評だった》とあった。中国の胡錦涛主席の昼食会を仕切った尾川氏の料理なら、さぞ美味しかったことだろう。確かにヤマトポークは、上品な甘味と豚本来の旨味がうまく調和している。これは「菓子粉やパン粉」の賜物なのだろうか。

産経が「ポークチャップ」(Pork Chop)と表記しているところが嬉しい。最近はソテー(炒め焼き)と書くことが多い。Chop(ぶった切り)は、空手チョップのChopなので、ワイルドな感じが出て良い。


先週、県庁を訪ねたついでに食堂へ行くと、ヤマトポークを使った「八宝菜」250円がメニューに出ていたので、これを選んだ。食べてみると、肉はとても柔らかくてジューシーだった。八宝菜自体の味付もいい。ここの食堂は、ウチの社食より薄味で、私には具合が良い。

これで奈良県には、大和肉鶏(やまとにくどり)、大和牛(やまとうし)、ヤマトポークの3点がすべて出揃ったことになる。最近はヤマトナデシコ七変化ならぬ「大和なでしこ卵(らん)」という県産ブランド卵も誕生した。ご飯に県産ヒノヒカリを使えば、オール奈良県特産の他人丼やカツ丼ができるわけだ。親子丼は、荒井知事の提案で、すでに県庁食堂で提供されているが、ぜひとも県産丼第2弾、第3弾をお願いしたいと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする