tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

紅葉始まる奈良公園

2008年11月17日 | 写真
地球温暖化の影響か、近年、紅葉の時期はどんどん遅くなっているが、今年の紅葉は、意外と早い。朝夕冷え込む日が続いているので、奈良では一気に葉が色づいてきた。

新聞の「紅葉だより」で、この日(11/15)の奈良公園は「色づき始め」だったが、ナンキンハゼやイチョウは、もう見頃を迎えている。浮見堂→大仏前→正倉院→荒池→興福寺というルートを散歩してみた。



写真は浮見堂。この辺りは紅葉には早かったが、たくさんの人が訪れていた。どこからか水鳥が現れて、絵を描くおじさんを珍しそうにながめていた。







大仏前バス停近くの浮雲園地に来ると、カエデやナンキンハゼがきれいに色づいていた。この日は天気予報が外れて晴れたので観光客も多く、鹿もたっぷりせんべいにありつけたことだろう。





大仏殿回廊の西側から正倉院へ。正倉院南側の黄葉は、いつも見事だ。イチョウの下で鹿がたむろする構図は、カメラマン必撮だ。





大仏池(二ツ池)の周りも、絵になるスポットだ。たくさんの人がカンバスに向かっていた。



これは西大門跡。隣の天極堂の二階からイチョウがよく見渡せるので、食事しながら黄葉を楽しむ人も多い。









バス通りに出て、奈良ホテル北側の荒池へ。先週も訪ねた場所だが、ずいぶん紅葉が進んでいる。ナンキンハゼには、すでに散った木もあった。



これは興福寺南側(菊水楼の並び)の菩提院(興福寺の塔頭)の門前。これから真紅に色づくのが楽しみだ。そして最後に撮った写真が、冒頭のすべり坂(三条通の五重塔前)だ。

よく遠方の人から「奈良の紅葉名所はどこですか」という質問を受ける。正暦寺(奈良市菩提山町)、多武峰の談山神社(桜井市)、一言主神社(御所市)、みたらい渓谷(天川村)という世評の高い紅葉名所を挙げると、「もう少し分かりやすくて行きやすい所はありませんか」と聞き返される。そういう時は「奈良公園はいかがですか」と言うことにしている。何しろ、近鉄奈良駅から徒歩3分で公園に入れるのだ。

奈良公園周辺には、まだまだ紅葉スポットがある。私のおススメは、写真にあった正倉院南側のイチョウと、手向山八幡宮(二月堂の南)のモミジだ。桜と違って紅葉の見頃は長いので、ご都合に合わせてお訪ねいただきたい。食事とお土産は、国立博物館向かい(大仏前交差点西側)の「夢しるべ風しるべ」がおススメだ。
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/e949ebc60f825f141bc3770fe75557cb
コメント (7)
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