tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

桜美荘 たいら

2010年12月06日 | 奈良にこだわる
吉野山で、瀟洒な宿を見つけた。上千本公園にある、隠れ家的な雰囲気の山荘である。「桜美荘(おうびそう)たいら」というその宿は、1日2組限定で、分類すれば「民宿・ペンション」ということになるだろうか。電話での直接予約(0746-32-3125)が基本だが、「YAHOO!ビジネストラベル」や「るるぶトラベル」からも予約できる。
※桜美荘 たいらの公式ホームページ
http://ohbisou.in/index.html

「YAHOO!ビジネストラベル」には《吉野山にある隠れ家的なお宿。書院造りを活かしたお部屋の窓から蔵王堂が望めます。日常の慌ただしさから離れて心穏やかな時を過ごしてみませんか?》、「るるぶトラベル」には《木の香り漂う静かな和室でごゆっくりとお寛ぎください》とある。
※YAHOO!ビジネストラベル
http://biz.travel.yahoo.co.jp/bin/hotel_detail_page/6257A03/29/2/


画像は宿の公式ホームページから拝借

私は12/3(金)、吉野山への日帰り出張のおり、会社のH常務(吉野町出身)にお連れいただき、昼食をご馳走になった。「政治家の山荘みたいやな」という同僚の声を耳にしながら、門をくぐった。若女将が、常務の幼なじみなのだそうだ。
※るるぶトラベル
http://rurubu.travel/hotel-detail/6257A03.html


若女将の平さん。これら4枚とトップ写真は、12/3撮影

部屋からの眺望がすごい。蔵王堂(金峯山寺の本堂)をはじめ、下千本~中千本が見渡せるのだ。とりわけ桜の季節には、絶景だろう。庭にもしだれ桜の大木があり、吉野山のシロヤマザクラより、少し早く咲くのだそうだ。



部屋では、すでに「釜飯会席」の釜飯が、湯気を立てていた。湯気が納まったところで、茶碗によそい、あつあつをいただく。ニンジンやキノコなどの山菜に、鶏のダシが利いていて、とても美味しい。おコゲがまた香ばしい。おかずも、上品な味に仕上がっている。



「桜美荘 たいら」の情報は、ガイド本にもネットにもあまり出ていない。それを補うという意味だろうか、ご家族が「桜美荘つれづれ日記」というブログを作られている。今年の2月8日に始められたばかりのようだが、デジブックなどにたくさんの写真を載せておられる。
※桜美荘つれづれ日記
http://ohbisou.exblog.jp/

「桜のあとに」デジブック


宿の公式ホームページに料金は載っていないが(電話で問い合わせる仕組みのようだ)、上記予約サイトでは、1泊朝食付きが8,000円から、1泊2食付きが14,000円から、昼食のみが2,500円 etc.となっていた。



とにかく静かで景色の良い「隠れ家」である。桜のシーズンはもちろん、青葉・若葉、アジサイ、紅葉、雪の季節と、四季折々を通じて楽しめる。銘木を駆使したお部屋も、美味しいお料理も、手入れの行き届いたお庭も、若女将のおもてなしも、とても素晴らしい。ぜひ、いちどお訪ねいただきたい。

H常務さん、良いお宿にお連れいただき、有り難うございました!

※桜美荘(おうびそう)たいら
所在地 奈良県吉野郡吉野町吉野山1904
TEL 0746-32-3125
FAX 0746-32-3125
交 通 近鉄吉野駅下車タクシー10分
(ロープウェイ吉野山駅下車歩約40分)
駐車場 収容台数:8台(駐車料金無料) 
http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/contents/contents.php?contents=0000002278&detail_category_id=00020



コメント (2)
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