「奈良まほろばソムリエ友の会」の会員で、談山神社総代を務めておられる雑賀耕三郎さんが、「四季折々の天理と桜井~美しさのなかに古代と中世をみる~」という演題の講演をされます。会場は近鉄学園前駅前のパラディ南館6階・近鉄「楽・元気プラザ」で、10月19日(金)14:00~15:30の開催です。入場は無料ですが、お申し込みが必要です(0120-841-333 年中無休 10:00~20:00)。
セミナーの告知パンフレットには「桜井に転入してまだ6年ですが、だからこそ見えてくるものがあります。天理・桜井を歩いて巡った経験をもとに、記紀万葉が息づく『大和王権のふるさと』を紹介します」とあります。このセミナーのことが雑賀さんのブログ「奈良・桜井の歴史と社会」に詳しく掲載されていますので、以下に紹介します。
10月19日(金)の午後にセミナーの講師を行うことになった。近鉄「楽・元気」生活、イベントセミナーである。学園前である。近鉄さんから、「四季折々の奈良という話をする人がいないか」という話がまほろばソムリエ友の会の役員にあり、白羽の矢が僕にたった。そこで「四季折々の天理と桜井―美しさのなかに古代と中世をみる」という演題で、90分の時間をいただけた。
山辺道を語りながら、大神神社と大和(おやまと)神社を語る。行燈山古墳(崇神天皇陵)の1800年の歴史も述べる予定である。初瀬の道を語りながら、長谷寺や出雲人形のお話しする。そして多武峰、磐余(いわれ)の道ということで、談山神社、安陪文殊院を話す。神社、仏閣の説明というより、四季折々の祭祀、行事を織り込みながら、話をつないでいく。
「近鉄電車に乗って桜井に遊びに来て」という話である。ウィークディの昼間である。聞きに来る方は年金者も多いようだから、「古事記発刊1300年記念の今年に、奈良の古代史をいっしょに学びましょう」と言う話もしたいと思っている。あれこれの話を40枚くらいの美しい画像で、パワーポイントで話をする。撮りためた精選の40枚という感じで、僕自身がワクワク気分で準備している。

雑賀耕三郎さん(65歳)
奈良まほろばソムリエの会についても、当日説明する。奈良まほろばソムリエ検定という試験を、奈良商工会議所が行っている。奈良ファンや奈良に精通している方々を認定する試験である。奈良の自然、歴史、観光資源を勉強して、それを観光客に伝えられる人材の育成を目指している。試験は年に一回、一月に行われる。出題範囲は県下全域で、古代、中世、近世に及ぶ。2級に合格し、1級を合格し、ソムリエということだから最低3年はかかる。飛び級はない。とくにソムリエは資料なしの3題の論文試験が難関である。
この受験勉強が僕の基礎である。20回ほどのガイドの経験がある。そして勉強の手助けにしようと、連日更新でブログを3年以上書き続けてきた。これを語る。ほかにも新聞の原稿書きとか、バスツアーの講師とか年内の予定は満載である。
「桜井が活性化する一助に」という気持ちはある。でも、誰かのためにというより、学ぶことが楽しみなのだ。いくつになっても新しいチャレンジと成長は人の喜びである。楽しみながら勉強して、充実した一日、一日を送っていきたい。

雑賀さんは桜井市民ですが、ご出身は名古屋です。最初、このお話を近鉄さんからいただいたとき、私は「“名古屋弁で語る天理・桜井”という演題は、いかがですか?」という提案を(半ば本気で)させていただいたほどです。他府県から来られた方がわずか在住6年で、これほど天理・桜井に愛着を持ち、こまめに歩いて写真を撮り、ブログで発信されているというのは、感動モノです。
私はたまたま、「四季折々の天理と桜井」セミナーのリハーサル(公開練習)に立ち会うことができました。なかなかお目にかかれないきれいな写真と雑賀さんの深い知識には、圧倒されました。
定員は40名ですが、すでに10名を超えるお申し込みがあるそうです。ぜひ皆さん、お早めにお申し込みください!
セミナーの告知パンフレットには「桜井に転入してまだ6年ですが、だからこそ見えてくるものがあります。天理・桜井を歩いて巡った経験をもとに、記紀万葉が息づく『大和王権のふるさと』を紹介します」とあります。このセミナーのことが雑賀さんのブログ「奈良・桜井の歴史と社会」に詳しく掲載されていますので、以下に紹介します。
10月19日(金)の午後にセミナーの講師を行うことになった。近鉄「楽・元気」生活、イベントセミナーである。学園前である。近鉄さんから、「四季折々の奈良という話をする人がいないか」という話がまほろばソムリエ友の会の役員にあり、白羽の矢が僕にたった。そこで「四季折々の天理と桜井―美しさのなかに古代と中世をみる」という演題で、90分の時間をいただけた。
山辺道を語りながら、大神神社と大和(おやまと)神社を語る。行燈山古墳(崇神天皇陵)の1800年の歴史も述べる予定である。初瀬の道を語りながら、長谷寺や出雲人形のお話しする。そして多武峰、磐余(いわれ)の道ということで、談山神社、安陪文殊院を話す。神社、仏閣の説明というより、四季折々の祭祀、行事を織り込みながら、話をつないでいく。
「近鉄電車に乗って桜井に遊びに来て」という話である。ウィークディの昼間である。聞きに来る方は年金者も多いようだから、「古事記発刊1300年記念の今年に、奈良の古代史をいっしょに学びましょう」と言う話もしたいと思っている。あれこれの話を40枚くらいの美しい画像で、パワーポイントで話をする。撮りためた精選の40枚という感じで、僕自身がワクワク気分で準備している。

雑賀耕三郎さん(65歳)
奈良まほろばソムリエの会についても、当日説明する。奈良まほろばソムリエ検定という試験を、奈良商工会議所が行っている。奈良ファンや奈良に精通している方々を認定する試験である。奈良の自然、歴史、観光資源を勉強して、それを観光客に伝えられる人材の育成を目指している。試験は年に一回、一月に行われる。出題範囲は県下全域で、古代、中世、近世に及ぶ。2級に合格し、1級を合格し、ソムリエということだから最低3年はかかる。飛び級はない。とくにソムリエは資料なしの3題の論文試験が難関である。
この受験勉強が僕の基礎である。20回ほどのガイドの経験がある。そして勉強の手助けにしようと、連日更新でブログを3年以上書き続けてきた。これを語る。ほかにも新聞の原稿書きとか、バスツアーの講師とか年内の予定は満載である。
「桜井が活性化する一助に」という気持ちはある。でも、誰かのためにというより、学ぶことが楽しみなのだ。いくつになっても新しいチャレンジと成長は人の喜びである。楽しみながら勉強して、充実した一日、一日を送っていきたい。

談山神社(この写真は、私が撮影したもの)
雑賀さんは桜井市民ですが、ご出身は名古屋です。最初、このお話を近鉄さんからいただいたとき、私は「“名古屋弁で語る天理・桜井”という演題は、いかがですか?」という提案を(半ば本気で)させていただいたほどです。他府県から来られた方がわずか在住6年で、これほど天理・桜井に愛着を持ち、こまめに歩いて写真を撮り、ブログで発信されているというのは、感動モノです。
私はたまたま、「四季折々の天理と桜井」セミナーのリハーサル(公開練習)に立ち会うことができました。なかなかお目にかかれないきれいな写真と雑賀さんの深い知識には、圧倒されました。
定員は40名ですが、すでに10名を超えるお申し込みがあるそうです。ぜひ皆さん、お早めにお申し込みください!
