tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

鴨都波神社の秋季大祭は、10月6日(土)と7日(日)に開催!(2012Topic)

2012年09月29日 | お知らせ
御所市にある古社・鴨都波神社(かもつばじんじゃ)では10月6日(宵宮)と7日(本祭)、「秋季大祭」が開催される。御所市観光HPによると、

鴨都波神社で行われる『秋季大祭』のお知らせです。
日 時 平成24年10月6日(土)、本祭 10月7日(日)
宵宮には奈良県指定無形民俗文化財の『ススキ提灯献灯行事』や、本祭には『神輿巡行』などが行われ大いに盛り上がります。
是非、お越し下さい。時間やルートなどはMAPをご覧ください(10月6日10月7日)。





写真はすべて、鴨都波神社のホームページから拝借

「ススキ提灯」のことは「ええ古都なら」(南都銀行の観光サイト)に詳しく紹介されている。

鴨都波神社 五穀豊穣を願うススキ提灯

JR・近鉄御所駅の南、車の往来の激しい国道24号沿い、ひときわ大きな鳥居が建っているのが鴨都波神社である。国道より1本東の道には正式な参道が開けており、葛城の道沿いの神社とは少し雰囲気が異なる、明るく広々とした境内が印象的だ。鴨都波神社は大神(おおみわ)神社の別宮とも言われ、高鴨神社が上鴨社というのに対して、下鴨社と言われている。祭神は事代主神(ことしろぬしのかみ)。付近には大規模な弥生時代の鴨都波遺跡も発見されており、この地方が古くから栄えていたことが伺える。祭神は田の守り神でもある。



この鴨都波神社に伝わる伝統行事が、7月の夏季大祭と10月の秋季大祭の折に行われる「ススキ提灯献灯行事」。奈良県の無形民俗文化財に指定されている。ススキ提灯とは、長さ2間半(約4.5m)もの竹製の支柱に、合計10張の提灯を3段にくくりつけたもので、先端部には白幣を掲げている。

奈良県内では、秋の収穫を終えた田に積みあげた穂を「ススキ」あるいは「スズキ」と呼び、このかたちを模したのがススキ提灯であるという。すなわち収穫の喜びを田の神に見てもらい、五穀豊穣、家内安全、無病息災を祈願する行事である。祭りのときには30余もの提灯が町内から神社に奉納され、持ち手は竿を回したり派手な動作で持ち替えたりし、観衆のどよめきを誘う。秋季大祭のときには重さ1tの神輿行列もあり、勇壮な練りが御所の町に秋の深まりを告げる。


勇壮な伝統行事(県指定無形民俗文化財)である。ぜひ、足をお運びいただきたい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする