tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

東京・新橋 末げんの「かま定食」

2019年04月24日 | グルメガイド
上京中の4月9日(火)、ランチタイムに「新橋 末(すえ)げん」( 東京都港区新橋2-15-7 エスプラザビル1F)を訪ねた。自社ビルだろうか、新橋駅前の一等地に瀟洒なビルがあり、その1階に末げんがある。明治42年(1909)創業という老舗である。オープン時間の11時30分の15分ほど前に着いたが、もう行列ができていた。ぴあMOOK『東京老舗名店』(2017.9.10発行)の「一流料亭の技が光る絶品親子丼」によると、


食べ終わって出てきても、まだ行列ができていた

明治時代後期、鳥割烹の店として創業。総理大臣の原敬(はら・たかし)や歌舞伎役者の六代目菊五郎をはじめ、各界の著名人がひいきにしたほか、作家の三島由紀夫が最後の晩餐の場として選んだ店でもある。


三つ葉が上品な味を出している、漬物もうまい!「かま定食」ご飯大盛り(税込み1,300円)

伝統の味を脈々と守り続ける中で「より多くの方に料亭の味を知ってほしい」との想いから、昼の営業を開始。夜とまったく同じ素材を使い、本格派の味を手頃な価格で提供する。名物の「かま定食」は、もともとは店に来る客の運転手のために考え出された料理。


写真映え抜群!

甘めの割り下がしみ込んだひき肉ととろとろの卵、ご飯が三位一体となり、ついつい箸が止まらなくなる美味しさだ。さりげない中にも料理人の技が光る、名店の味をその舌でぜひ。


新橋駅方向に「顔より太もも。」という大胆広告!TBCではなくガールズケイリンの広告だった

かま定食1,200円のご飯大盛り(100円増し)を注文した。かまはご飯をたく「釜」の意味だろう。鶏ミンチ肉を使った「つゆだく」(ツユ多め)の親子丼で、関西人からすると、ちと甘すぎる。東京では卵焼きにも砂糖をいれるそうだから、これは文化の違いか。

向かいに腰掛けたカップルは、かま定食を1人前ずつと、からあげ単品(1,300円)を1皿注文して2人でつついていた。なるほど、これはいいアイデアだ。大ぶりのからあげは、とても美味しそう。次回はからあげ定食(1,600円)を注文したい。

ものは試し、いちど東京風の親子丼にチャレンジしてください!
※ぐるなびは、こちら
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