tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

アットホームなお寿司屋さん「すし嘉」(御所市・鴨都波神社東)/昭和レトロ食堂(33)

2021年11月17日 | グルメガイド
久々に昭和レトロ食堂を紹介する。御所市にお住まいの会社の先輩・藤井謙昌(よしまさ)さんにご推薦いただいた「すし嘉(よし)」(御所市宮前町579-5)である。町名のとおり、鴨都波(かもつば)神社一の鳥居前(東側)にある。




看板を裏から見ると…

吉祥草寺の大護摩供(柴燈大護摩大祭 2021.11.14)を拝観したあと、お邪魔した。平日は「韓国ランチ」(娘さんが担当)もあるそうだが、この日は日曜日だったので「すしランチ」(税込み1,300円)を注文、出てきたのがトップ写真の料理である。





藤井先輩があらかじめ電話をしてくれていたので、会話が弾む。ご主人(出村嘉造さん)によると「私が23歳のとき、近所にあったスーパーのテナントとして店を始めました」。


完成度の高いお寿司、裏巻き(ご飯で海苔を巻いたもの)も楽しい

ご主人は1955年のお生まれだそうだから、1978年(昭和53年)のご創業、おお私が就職したのと同じ年、ということは今年で創業43年になる。立派な昭和レトロ食堂である。今はランチ営業が中心で、夜は予約のみのようだ。お店の公式インスタグラムは、こちら





お寿司はもちろん美味しいし、揚げ物は揚げたてあつあつ。にゅうめんは、あっさりとした私好みの関西風ツユだった。「和歌山の柿を仕入れましたので、おひとつどうぞ」。おお、これは有り難いサービスだ。「私は、和歌山県九度山町の出身です」「この柿は九度山の柿です!道の駅で買いました」、この偶然には驚いた。ご主人は、自転車で九度山まで買いに行かれたのだそうだ。奈良市から九度山町までは約60km、御所市からだとその半分なので約30km!これはすごい。


無料でサービスしていただいた九度山の平種無(ひらたねなし)柿、甘い!

静かな店内でのんびりといただくすしランチと甘い柿、至福の日曜日の昼下がりを楽しませていただいた。出村さん、藤井さん、ありがとうございました。皆さん、ぜひすし嘉をお訪ねください!
※食べログは、こちら

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする