面白いフレーズを知った。放送大学(文科省認可通信教育)の面接授業「奈良の地域社会と文化」(2022.5.7)で、寺岡伸悟さん(奈良女子大学教授)から教わったのである。みうらじゅんの言葉で「京都はBeautiful、奈良はStrange(変な、不思議な)」。これは言い得て妙だ。
※トップ画像は「奈良まほろばかるた」(奈良まほろばソムリエの会制作)の「か」の札
京都の「Beautiful」には異存がないだろう。雅(みやび=宮都の美)と言うか、千年の都としての「美」があるし、京都はわざとそれを観光的に演出しているところもある。その試みは成功していると言えよう。

直径50cmのせんべい「松風」(磯城郡田原本町の雲水堂)。5/7の授業にも登場した
奈良は「Strange」。風変わりな仏像・神像があったり、奇祭があったり、珍奇な風俗習慣があったり…。奈良はあえてそれを前面に押し出してはいないが、よくよく考えたら「これは Strange やなぁ~」と納得してしまうようなものがある。
「奈良のStrange」を集めたら、面白いものができるかも知れないし、新しい観光資源として売り出せるかも知れない。これからはそれを意識することにしたい。皆さん、いかがお感じですか?
※トップ画像は「奈良まほろばかるた」(奈良まほろばソムリエの会制作)の「か」の札
京都の「Beautiful」には異存がないだろう。雅(みやび=宮都の美)と言うか、千年の都としての「美」があるし、京都はわざとそれを観光的に演出しているところもある。その試みは成功していると言えよう。

直径50cmのせんべい「松風」(磯城郡田原本町の雲水堂)。5/7の授業にも登場した
奈良は「Strange」。風変わりな仏像・神像があったり、奇祭があったり、珍奇な風俗習慣があったり…。奈良はあえてそれを前面に押し出してはいないが、よくよく考えたら「これは Strange やなぁ~」と納得してしまうようなものがある。
「奈良のStrange」を集めたら、面白いものができるかも知れないし、新しい観光資源として売り出せるかも知れない。これからはそれを意識することにしたい。皆さん、いかがお感じですか?