紅葉の季節が終わった。土曜日(12/3)には見納めにと、天理市周辺を訪ねた。写真の長岳寺(ちょうがくじ)では、かろうじてこの1本だけが葉の紅さを保っていた。
全般的に今年の紅葉は、不調だった。地球温暖化やヒートアイランド現象の影響で、年々紅葉の開始時期は遅れているが、それでも昨年の紅葉はとても鮮やかで、こんな文章をインターネット新聞『Jan Jan』に投稿したほどだ(撮影は04年秋、投稿は05年)。
※「紅葉の奈良へ、いらっしゃい」
http://www.janjan.jp/area/0510/0510023236/1.php
奈良県内で「今年も紅葉がきれいだった」と聞いたのは、十津川村くらいだ。正暦寺(奈良市)の紅葉はNHKが朝のニュースで取り上げていたが、見ていて恥じ入るほど貧相な光景だった。京都では、鞍馬や周山街道など、北部の紅葉は見事だったようだが。
私は勝手に茶化して、紅葉でなく茶葉(ちゃよう)とか橙葉(とうよう)と呼んでいるが、黄落(こうらく)というちゃんとした言葉もあるように、多くの葉は黄ばんでそのまま落葉(枯死)していた。
慰めは、イチョウの黄葉がとても鮮やかだったことだ。奈良公園でも天理の市街地でも、京都の宝ヶ池でも大阪の御堂筋でも、キラキラの金色の葉が、訪れる人の目を楽しませていた。
思えば万葉集で「もみぢ」といえば「黄葉」。万葉の時代にタイムスリップしたと考えれば、少しは気が晴れるかも知れない。
全般的に今年の紅葉は、不調だった。地球温暖化やヒートアイランド現象の影響で、年々紅葉の開始時期は遅れているが、それでも昨年の紅葉はとても鮮やかで、こんな文章をインターネット新聞『Jan Jan』に投稿したほどだ(撮影は04年秋、投稿は05年)。
※「紅葉の奈良へ、いらっしゃい」
http://www.janjan.jp/area/0510/0510023236/1.php
奈良県内で「今年も紅葉がきれいだった」と聞いたのは、十津川村くらいだ。正暦寺(奈良市)の紅葉はNHKが朝のニュースで取り上げていたが、見ていて恥じ入るほど貧相な光景だった。京都では、鞍馬や周山街道など、北部の紅葉は見事だったようだが。
私は勝手に茶化して、紅葉でなく茶葉(ちゃよう)とか橙葉(とうよう)と呼んでいるが、黄落(こうらく)というちゃんとした言葉もあるように、多くの葉は黄ばんでそのまま落葉(枯死)していた。
慰めは、イチョウの黄葉がとても鮮やかだったことだ。奈良公園でも天理の市街地でも、京都の宝ヶ池でも大阪の御堂筋でも、キラキラの金色の葉が、訪れる人の目を楽しませていた。
思えば万葉集で「もみぢ」といえば「黄葉」。万葉の時代にタイムスリップしたと考えれば、少しは気が晴れるかも知れない。
デザインも貴方の感じに合っているような。
>夜都岐の由来は町名から乙木からきているかも…、なるほど。
この前の長岡先生の講話の
「万葉歌は深読みしなければなりません。風景を歌った歌も、実は恋の歌であったりするのです」
というお話しを伺ってから、何でも深読してしまっております。
でも、乙木(おとぎ)の方がもっと色っぽく感じるのですが。
やっぱり不謹慎ですな。反省。
長岳寺にこのような美しい風景があったとは知りませんでした。
いつもコメント有難うございます。
> 写真が一層映えます。
地味だと思ったのですが、 わりと落ち着きが良さそうです。しばらくこれで行きます。
> 乙木の方がもっと色っぽく
ふぅむ、m-familyさんの想像力はスゴい。
天理市には、紅葉スポットがたくさんあることに気づきました。来年は同市内を中心に撮り回ろうと思っています。