tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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吉野杉の家・株式会社イムラが 本社移転・ギャラリー開設!

2015年08月10日 | 林業・割り箸
「銘木吉野杉で建てる本物の木の家」で知られる株式会社イムラ(井村義嗣社長)が、本年(2015年)7月31日(金)に、本社を橿原市から奈良市(三条大路3丁目2番7-1号)に移転するとともに、ギャラリー(モデルハウス)を開設した(営業開始は10月4日)。



私はひと足早く7月23日(木)にお邪魔し、見学させていただいた。奈良新聞(8/4付)の記事「イムラ本社 顧客の近くへと移転 各部門の機能集約 業績拡大へ連携強化」によると、
※写真は7/23に撮影(ただし5点は同社のHPから拝借)


まずはギャラリー(平城山パルク)。玄関を上がると早速、吉野杉の床がお出迎え


この格子(扉)も吉野杉

吉野杉を用いた家づくりに取り組む、木造住宅メーカー「イムラ」(井村義嗣社長)は7月31日、三条大路3丁目の新社屋に移転オープンした。分散していた各部門の機能を集約し、社員間の情報共有能力を引き上げる。併設のギャラリーも10月4日にオープンする。



昭和2年に大和高田市で創業。平成6年に橿原市木原町に移転した。今回、事業拡大を狙い、県の人口の半数を占める奈良、生駒の両市のほか、優良住宅地として人口増を続ける精華町、木津川市など京都府南部にもアクセスしやすい場所へ進出。さらに既存顧客の6割を占める大阪府にも近くなった。


これら5点の写真は、同社スタッフブログ(7/31付)から拝借。中央が井村社長





新築された社屋は延床面積約430平方メートル(敷地面積約2,700平方メートル)で、旧本社の約2.5倍に拡大したことに伴い、大阪府豊中、堺両市の展示場勤務のインテリアコーディネーター課の社員も本社に移動。約50人が収容可能な会議室も設け、毎週月曜日には全社員による朝礼を実施し、各部門間の連携を強化する。井村社長は「社員同士のコミュニケーションを強化することで、より的確な対応がとれる」と効果を強調する。





本社隣にオープンするギャラリーには、同社が連携してきた川上村のアンテナショップのスペースも設置。住宅の購入者をもてなす場として、奈良まほろばソムリエの会の協力で、奈良を紹介する企画も計画している。井村社長は「年間60棟ペースだが、100棟に拡大したい」と事業拡大に意欲を見せていた。問い合わせは同社、電話0742-36-5515。


茶室のお洒落な電灯


茶室

吉野杉の香りが漂う、素晴らしいギャラリーだ。赤味(あかみ)と呼ばれる杉の芯の部分、白太(しらた)と呼ばれる周辺部分、源平(または赤白材)と呼ばれる赤味と白太のツートンカラーの部分をうまく組み合わせ、何ともいい感じに仕上がっている。誰しも「こんな家に住んでみたいなぁ」と思うことだろう。

同社からは早くに、「奈良本社・ギャラリー(平城山[ならやま]パルク)オープンのご案内」もいただいていた。抜粋すると、


キッチンの後方部分


テレビ台。台にするにはもったいない…

弊社の『銘木吉野杉で建てる本物の家』も発売以来15年余が経過し お陰様で700組のオーナー様にお住まい頂くなど 皆様方からご好評を得ております
この度 木造住宅事業を開始してから30年となる節目の年に かねてより念願でありました奈良市内に奈良本社とギャラリー(平城山パルク)が完成し、業務開始の運びとなりました
これを機に社員一同より一層の精進に努めて参りたいと存じますので 何卒倍旧のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます



2階


天井の梁にも立派な吉野杉が…

同社が「川上村産の吉野杉」を使っているご縁で、同村の「アンテナショップ」も誘致されるのだろう。NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」にも協力のご依頼をいただいており、今月中にも打ち合わせにお伺いする予定である。


これら3点は本社の写真




さすが、本社は屋上緑化

本社・ギャラリーの場所は平城宮跡朱雀門の南方向だ(大宮通のザ・めしやの南、コーナンの西、三条通の松屋の北)。おそらく古代の朱雀大路の一部にあたる場所だろう(朱雀大路は幅約75m、長さ約3.7km)。10月のギャラリー運営開始後には、ぜひ足を運んでいただき、「吉野杉の家」の醍醐味を味わっていただきたい。




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