10月31日(月)、東吉野村で講演をさせていただいた。阪本基義さん(もと教育長でFB友達)を通じ、峠隆司さん(東吉野村教育委員会 教育長)からご依頼いただいたもので、演題は「高齢社会における村おこし~元気シニアが地域をつくる!~」、開催場所は役場に併設された立派な「住民ホール」だ。
時間は19:00~20:30ということだったので「すみませんが、宿を予約していただけますか?」とお願いした。その宿が「たかすみの里 天好園」(東吉野村平野689)だった。東吉野村には何度もお邪魔しているが、泊まるのは初めてだ。
買ったばかりのカメラなので、設定を間違えて白黒になってしまった。しかし、結構いい味がある
講演には、副村長さんや教育長さん、阪本さんをはじめたくさんの方にご出席いただいた。仕事のあとで疲れているはずなのに、居眠りしている人は1人もいない。プロジェクタは明るく、資料もきれいにカラープリントしていただき、とても気持ちよく講演を終えることができた。阪本さんは翌日(11/1)のFacebookに、
「高齢社会における村おこし」10月31日、東吉野村教育委員会主催による講演会が村の住民ホールで開催された。講師はNPO法人奈良まほろばソムリエの会専務理事・鉄田憲男さん。90分の熱のこもった講演に聴衆も聴き入った。鉄田さんは県内外で「地域の活力創出」に大活躍されており、ブログ「どっぷり!奈良漬」、Facebookを毎日更新されている。
と写真入りで紹介して下さった。講演終了後、峠さん、阪本さんはじめ計5人のメンバーで天好園に向かった。天好園はもともと鮎などの養殖場だったようで人工池がたくさんあり敷地も1万坪と、とても広い。すべての建物が和のコテージ風で、お庭を向いて建てられている。宿のHPには、
ここがお食事処(朝食、昼食)兼フロント
山々から聞こえる野鳥の鳴き声。お湯につかり、旅の疲れを癒し、山の珍味に舌鼓をうつ。口元に運ぶ一服の茶に旅のやすらぎを感じる。都会の喧騒をはなれた絶好のくつろぎの場として、ご家族連れ、グループに最適です。素朴できめ細やかなおもてなしと、厚い人情で旅人を古きよき時代へといざなうふるさとの宿。天好園はそんな宿です。
この夜、用意していただいたのはぼたん鍋。近郷で獲れたばかりの天然猪肉だそうで、これは期待が高まる。鯉の洗いもついている。まずは鯉をひと口。おお、臭みが全くなくさっぱりとしていて、これは美味しい鯉だ。
さて、徐々に猪肉が煮えてきた。遅い時間なのに、女将の池田美砂子さんが丁寧に具を入れて下さる。ツユはごくあっさりとした味噌味。いい感じに煮えてきたところで、ひと口。これは臭みがなくうま味だけの猪肉だ。脂身もいただいたが、あっさりとして全く胃にもたれることがない。これはイケる!
阪本さんは大学が高知だったせいか、とてもお酒がお強い。どんどん銚子がカラになっていく。私はもっぱら「食べる人」で、肉はもちろん、地元の新鮮野菜やキノコを次から次へ平らげる…。
ああ~美味しかった。翌日の目覚めもスッキリで、朝ご飯もたっぷりいただいた。とりわけ自家製の浅漬けはとても美味しかった。これをアテにお酒を飲むのも良さそうだ(この日のランチには、同村鷲家のきのこの舘でシイタケの刺身などをいただいた)。
東吉野村にはたくさんの句碑がある。なので私は講演で「俳句による村おこし」も提案したのだが、天好園のお庭だけで10人もの俳人の句碑が建っているそうだ。これらを題材に、都市部からの「吟行」(句会)客を誘致することもできる。
女将の池田美砂子さん
女将さんが、妹さん(中谷恵美子さん)の句が載った俳句雑誌をみせて下さった。新人賞を獲られたのだそうだ。10句のうちからピックアップして紹介すると、
深吉野の谷に生まるる若葉風/朴の花谷音高き高見川/鮎落つる丹生の川面の煌(きら)めきぬ/どぶろくや杣人(そまびと)の夜の更(ふ)けゆきて…
村のお土産は、やはり升屋のたあめん
確かにここは、私でも俳句をひねってみたくなるような素晴らしい土地柄である。おかげさまで楽しいひとときを過ごすことができた。教育長さん、阪本さんをはじめ村のご関係者の皆さん、天好園女将の池田さん、有り難うございました!この素晴らしい村を、皆さん元気シニアの力で大いに盛り上げてください!
時間は19:00~20:30ということだったので「すみませんが、宿を予約していただけますか?」とお願いした。その宿が「たかすみの里 天好園」(東吉野村平野689)だった。東吉野村には何度もお邪魔しているが、泊まるのは初めてだ。
買ったばかりのカメラなので、設定を間違えて白黒になってしまった。しかし、結構いい味がある
講演には、副村長さんや教育長さん、阪本さんをはじめたくさんの方にご出席いただいた。仕事のあとで疲れているはずなのに、居眠りしている人は1人もいない。プロジェクタは明るく、資料もきれいにカラープリントしていただき、とても気持ちよく講演を終えることができた。阪本さんは翌日(11/1)のFacebookに、
「高齢社会における村おこし」10月31日、東吉野村教育委員会主催による講演会が村の住民ホールで開催された。講師はNPO法人奈良まほろばソムリエの会専務理事・鉄田憲男さん。90分の熱のこもった講演に聴衆も聴き入った。鉄田さんは県内外で「地域の活力創出」に大活躍されており、ブログ「どっぷり!奈良漬」、Facebookを毎日更新されている。
と写真入りで紹介して下さった。講演終了後、峠さん、阪本さんはじめ計5人のメンバーで天好園に向かった。天好園はもともと鮎などの養殖場だったようで人工池がたくさんあり敷地も1万坪と、とても広い。すべての建物が和のコテージ風で、お庭を向いて建てられている。宿のHPには、
ここがお食事処(朝食、昼食)兼フロント
山々から聞こえる野鳥の鳴き声。お湯につかり、旅の疲れを癒し、山の珍味に舌鼓をうつ。口元に運ぶ一服の茶に旅のやすらぎを感じる。都会の喧騒をはなれた絶好のくつろぎの場として、ご家族連れ、グループに最適です。素朴できめ細やかなおもてなしと、厚い人情で旅人を古きよき時代へといざなうふるさとの宿。天好園はそんな宿です。
この夜、用意していただいたのはぼたん鍋。近郷で獲れたばかりの天然猪肉だそうで、これは期待が高まる。鯉の洗いもついている。まずは鯉をひと口。おお、臭みが全くなくさっぱりとしていて、これは美味しい鯉だ。
さて、徐々に猪肉が煮えてきた。遅い時間なのに、女将の池田美砂子さんが丁寧に具を入れて下さる。ツユはごくあっさりとした味噌味。いい感じに煮えてきたところで、ひと口。これは臭みがなくうま味だけの猪肉だ。脂身もいただいたが、あっさりとして全く胃にもたれることがない。これはイケる!
阪本さんは大学が高知だったせいか、とてもお酒がお強い。どんどん銚子がカラになっていく。私はもっぱら「食べる人」で、肉はもちろん、地元の新鮮野菜やキノコを次から次へ平らげる…。
ああ~美味しかった。翌日の目覚めもスッキリで、朝ご飯もたっぷりいただいた。とりわけ自家製の浅漬けはとても美味しかった。これをアテにお酒を飲むのも良さそうだ(この日のランチには、同村鷲家のきのこの舘でシイタケの刺身などをいただいた)。
東吉野村にはたくさんの句碑がある。なので私は講演で「俳句による村おこし」も提案したのだが、天好園のお庭だけで10人もの俳人の句碑が建っているそうだ。これらを題材に、都市部からの「吟行」(句会)客を誘致することもできる。
女将の池田美砂子さん
女将さんが、妹さん(中谷恵美子さん)の句が載った俳句雑誌をみせて下さった。新人賞を獲られたのだそうだ。10句のうちからピックアップして紹介すると、
深吉野の谷に生まるる若葉風/朴の花谷音高き高見川/鮎落つる丹生の川面の煌(きら)めきぬ/どぶろくや杣人(そまびと)の夜の更(ふ)けゆきて…
村のお土産は、やはり升屋のたあめん
確かにここは、私でも俳句をひねってみたくなるような素晴らしい土地柄である。おかげさまで楽しいひとときを過ごすことができた。教育長さん、阪本さんをはじめ村のご関係者の皆さん、天好園女将の池田さん、有り難うございました!この素晴らしい村を、皆さん元気シニアの力で大いに盛り上げてください!
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