鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ヒメダカ、カブトエビ、サカマキガイのこと(その2)

2008年07月04日 02時33分24秒 | 随筆或いはエッセイ

画像はカブトエビの脱皮した抜け殻。1個体分の上下と、兜部分は余分にあるように見えるがこれで一匹分。ちゃんと欠損なくまとまって在ることは珍しい。珍しいなどと飼ったばかりで言えるのは何故か・・。6匹飼っているのだが、近頃脱皮が毎日だ。それも、一度に3個体分見つかったりする。すっかりウチのヒメダカ水槽のビオトープもどきに馴れたのだろう。ヒメダカの餌は栄養豊富で脱皮を促すのかも知れない。

アジアカブトエビは大発生していた田圃から6匹捕ってきたのだが、全員の無事を確認できた。早朝は腹を上にして水面に浮き、対になった沢山の歩行脚と鰓脚をさわさわさわさわと掻く動作をしていることが多い。個体の識別はできないのだが、全部が一度に浮いていた。6、7月しか見られないという事だが予定外に長生きしたら面白いな・・と思っている。気象異変の影響が出てくるかも。

サカマキガイは水槽のガラス壁に卵を産み付けなくなった。産み付けても、ガラス面をなぞる動きの泳ぎをいつもやっているカブトエビが食うのではないかと思っている。それでもサカマキガイは大量繁殖している。水草を上げてみるとホテイアオイの根元にゼラチン卵塊が大量に付いていた。これでも大量繁殖が抑えられ気味なのだろう。

ヒメダカは絶好調だ。相変わらず雌は腹をはちきれんばかりに膨らませて、卵を房状にぶら下げている。雌は4匹いることが判明した。藻には卵がいっぱいだ。もう避難させた稚魚用の小水槽にはヒメの仔魚、稚魚がうじゃうじゃいる。観ていると、稚魚には黒目勝ちと白目勝ちのヤツがいる。捕まえて詳しく観てみたい・・と思うのだが、顕微鏡がない。

先日、ヒメダカの頭に帽子のふりをしてくっ付いていたエビノコバンはたらいの中で元気良く泳ぎ回っている。町内の運動会でもらった景品の百均たらいが役立っている。余っていたのを3つ使って、浅いミニビオトープを作った。何となく実験のようなことをしているのだ。エビノコバンのためにエビは調達できていないので、ヒメダカの稚魚を3匹入れてみたが、稚魚はいつまでも息災だ。

それで昨日メロンの食べかすを入れてみた。余談ながら、このメロンは頂き物でどの位の値打ちかわからないが、食べごろがどんぴしゃりだったのと冷蔵庫に半日入れていたのがよかったのか今まで食べたメロンで最高の味だった。もうメロンは一生食べないでいい。最高という想いがあれば、思い出だけで生きていける。おっと、夢想に走ってしまった。

エビノコバンはメロンに張り付いて動きを止めた。口に合ったようだ。エビの体液に似ているのだろうか? たしかにエビは何でも美味しい。これでしばらくは、エビノコバンも一息というところ。その内、里山の小川でエビ捕りを敢行したいと思っている。夏休みの小学生を手なずけアイスクリームでエビを釣る、などという牧歌的な取引きは望めないだろうな・・今どき。

追記;昼に帰宅したら、メロンがどろどろに溶けて、ミニミニビオトープに入れていたカブトエビ2匹とエビノコバンを死なせてしまった。何とも悔まれる。メロンの皮に消毒液が付いていたのか? それともメロンそのものが毒となったのか? 腐敗して水を汚してしまったのか? でも一緒にいるヒメダカの子供達は全員無事なのだ。ああ残念。

追追記;昼の事態を重くみて、メロンは捨てミニミニビオトープのたらい二つの水を新しい水と入れ替えた。新しい水はまだ何も入れていない手造り水槽に汲み置きしてカルキ抜きをしておいたものだ。死んだカブトガニは仲間が食うだろうと、元の水槽に戻した。エビノコバンは手で持っても動かないし、確かに死んでしまったとは思ったが、たらいに入れておいた。夕方帰ってみたら、エビノコバンは元気に泳ぎ回っている。息を吹き返したようだ。一時的にしびれていたんだろうか? もしかしたらカブトエビも元気になったかも知れないと思ったり、我ながら何を独りではしゃいでいるのやら・・・。

コメント (4)
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