鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

2008年大相撲名古屋場所5日目をテレビ観戦して思ったこと

2008年07月18日 02時42分33秒 | 勝手に応援
この場所の優勝は安馬だ。もう断言してしまおう。そういう流れのような気がする。相撲が上手くて上品なのである。今日の一番を観て特にそう思う。彼は決して駄目押しをしない。つまり勝った時の見切りが早いのだ。今日は角番大関の千代大海を破り、千代が土俵から落ちそうになるのを、腕を伸ばして引き戻してやっていた。千代すらもそれを期待して腕を前に出し、助けを求めていた。互いの手首を掴み、助け助けられ、美しいのである。

ガン飛ばしに終始している生意気盛りの両横綱に、彼のニキビの油でも煎じて飲ませたいではないか。モンゴルからやってきて、技の上手さを存分に発揮した旭鷲山は先駆者として功なり名を上げて財も築き、母国での事業も成功し政治家にまでなっているそうだ。彼は無表情で品の悪さは感じなかったし、そういう素振りは見せなかったが、なんと言っても品の悪さは朝青龍に始まったような感じがする位に際立っている。

しかし、それはどこら辺りからだったのだろう。愛嬌のある顔と商売上手で有名な元若乃花ことオニイチャンは、引退してからテレビでこんなことを語っていた。『土俵上では、相手をぶっ殺してやる!という気持ちでやっていた・・・』と。彼は何故かそんなことを言っても許されてしまう得な性分だ。

さて、この品の悪さ! 私はNHKのアナウンサーとカメラマンのカメラワークが原因なのではないかと今回考えた。殊勲力士に対するインタビュアーのお追従言辞には、背筋がゾワッとする。それに対して力士はムゲに知らん振りする訳にもいかず、最近の力士は、自分で話をまとめる。曰く『~よかったです』。

実況アナウンサーもそうだ。闘志むき出しの表情などをやたら褒めるのだ。重箱の隅を突付くように一挙手一投足に感心してみせる。実は小ばかにしているフシもありながらだ。そして、解説者よりも巧みに解説して見せたり、寡黙な解説者だといいように誘導していく。

そしてカメラワーク。負けた力士で上位の力士なら特に、下世話な覗き趣味的に追い回す。大相撲が品悪くなって当然ではないか!?そもそも国技? 大相撲はNHK相撲と名前を変えたらいいのではないか? 

今日は朝青龍が二敗目になった。きっと、あともう2敗して休場するだろう。勝った栃乃洋、実にいい。昨日は琴光喜をぶん投げてしまったし今日も大金星。金星史上2位タイだそうだ。実は私は今場所は琴光喜に期待してたので、がっかりだったのだけれど。栃乃洋は技能賞確実だろう。

思いつくままに書いた。しばらくブログから遠ざかったので、今回はこんなもんで出してしまおう。呼び水が必要なのだ。また、色々書いていきたい。ヒメダカも200匹以上になり、カブトエビは全部死に、他にも水槽の小宇宙では色んなことがあるけれど、それは又後日。

コメント (1)
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