鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

橋下大阪市長はアメーバー (懐疑の勧め)

2012年03月18日 06時00分51秒 | 個人的主張など
毎日毎日、橋下大阪市長がマスコミに出ない日はない。あまり見聞きしないようにしているのだけれど、これだけ出てくるのだから、言わないではいられない。どういうタイトルにしようかと思い悩んだ末に『アメーバー』が浮かんだ。一定の形というものがないアメーバーが彼をたとえるのによさそうだ。

弁護士稼業でつちかった話法なのか、口喧嘩では誰にも負けないという自信があるからなのだろう。とんでもない主張をして、批判が集まってもスルリと形を変えてかわす。言葉に責任を負うほどの信念がなく、思想に深みがないので形を変えることにためらいも恥じらいもない。

なぜあのスタイルがカッコ良く見えてしまうのだろう。彼は自分でしびれているのだろうけれど、あのダンディズムやヒロイズムはどこから来るのか。というようなタイトルにして切り込みたいところだが、彼と維新の会を選んでしまった大阪市の住人ではないので、口も渋る。

それにしても、大阪市の教職員には同情を禁じえない。もちろん市民にもだ。暴走を食い止めるべくリコール運動をしたくて、シッポをつかまえようにもどれがシッポやらスルリと抜けるし、そもそもの実体というものがなく日替わりで色んなことを言い出すので対処に困っているのが大方の気持ちではないか。今までと勝手が違う・・新しい闘い方を考えないとダメだ・・どうしたらあのスピード感に対抗できるか・・・と困惑している人たちが多いのではないか。

これを書くに当たって、『闘争の論理と融和の論理』『競争原理における切捨て』『権力志向は暴力に対する脅え』『政治家という愉快犯と道化』というようなキャッチコピーを考えた。そのようなことを、きちんとデータなんかも示しつつ論を展開したいのだけれど、その能力がない。骨組みだけでも考えて、肉付けは皆様でお願いします・・という形でも提示できたら・・と想うのだけれど・・・。などと『・・・』ばかりになるのが、ワレながら辛い。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする