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ケーキの移動販売車が近所の公園に来るというチラシが入り、家族の期待を背に雪が少し残っていたので長靴で外に出た。
寒いから外に出たくないなどとほざく軟弱な精神が、雪国生まれの私には理解しにくい。
3箇所の公園で1時間ずつ車を停めて販売するという最後の公園だけれど、予定日が寒波なんて気の毒に、と思った。
途中でケーキを買ってきたらしい袋を下げている福々しく着込んだ女性とすれ違った。
ワンボックスの後部ドアを跳ね上げただけの販売車には、男性客が1人いて、ちょうどつかみ取りをしているところだった。
手の大きい体格の良い人だったから、かなりの量をつかみ取り、すごいですねぇなどと言われていた。
その人が立ち去ってから、チラシの内容を手書きで大書した看板を見ると、多くの商品に目隠しテープが貼られている。
聞いてみると、目当ての『大人の珈琲ティラミス』も『ガトーショコラケーキ』も売り切れていた。
前の公園でたくさんお客さんが来てくれて、と嬉しそうで、少しは申し訳なさそうにして欲しいところだ。
チョコつかみ取りはいかがですかと勧められて、手が小さいからと一度は断ったけれど、こういう類のことを今まで一度もしたことがないのにやってみることにした。
画像は、持ち帰って1個ずつ3個食べてしまってから撮ったものだが、すごいと感心された。
丸いのは1個100円くらいするチョコだというのだから、324円で4倍以上の値打ちを小さく不格好な手でつかみ取ったことになる。
1度溶けかかったのを再度冷凍したに違いないチョコで、歪みや凹みのある訳ありだが、そこは問題にせず非常に喜ばれた。
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