スイセンは種類が多い。このスイセンは・・などと書き始めれば名前も由来も知っていてのことでなければならない。けれども、じつは何も知らない。田舎の実家から球根を掘りだして20年近く前に持ってきたものが、まだ生き続けている。田舎の庭には5種類ほどのスイセンが春になると咲いていた。
ほとんど日の当たらない隣家との隙間の軒下で、土は固く乾きがちなら水遣りもしてもらえない状態だから一度も咲くことがなかった。それでも毎年春になればニラのような葉を出した。茎が立たないからつぼみもつけなかった。それなのに今年になって1本茎が立った。
前から気になっていたので、これを機に全部掘りだし、小さな庭の隅を耕し土を柔らかくして、約10個全部を移植した。1本の茎につぼみが3個ついて、ついに咲いたのがこの花。雌伏十数年、渾身の力をふりしぼって咲いた花だ。来春はどうなるのか、今から待ち遠しい。なんせナルシストの花だから。
ほとんど日の当たらない隣家との隙間の軒下で、土は固く乾きがちなら水遣りもしてもらえない状態だから一度も咲くことがなかった。それでも毎年春になればニラのような葉を出した。茎が立たないからつぼみもつけなかった。それなのに今年になって1本茎が立った。
前から気になっていたので、これを機に全部掘りだし、小さな庭の隅を耕し土を柔らかくして、約10個全部を移植した。1本の茎につぼみが3個ついて、ついに咲いたのがこの花。雌伏十数年、渾身の力をふりしぼって咲いた花だ。来春はどうなるのか、今から待ち遠しい。なんせナルシストの花だから。