今年はイチジク(無花果)とカキ(柿)に初めて実が着いて、落ちることもなく成長して初生りとなった。
イチジクはもう少し生らせたままにしておきたかったけれど、アリ(蟻)にたかられたら残念なことになるので、少し割れ目が入ったところで収穫した。
冷蔵庫に入れて冷やして食べてみたら、思った通りの普通のイチジクの味。
黒イチジクなどの極甘を期待したけれど、やはり色が示す程度の甘さでちょっと残念。
ずっと1個だけと思っていたのだが、ここしばらくの雨で、急に小さな実を葉っぱの根元にかなり着けている。
それらの残りの実(というか花)も雨が多く降りそうなので食べられるほどに太るかもしれない。
柿は甘柿渋柿1本ずつの幼木を買って植えたのに1本が枯れ、どちらが残ったのか分からなかった。
柿が生れば形で分かるだろうという考えがあり、どちらがどちらかを意識せずに植えたのだった。
買い足す時に、どちらも甘柿か渋柿になる可能性があるので賭けの気分でエイやっと買った。
その気分だけを覚えていて、どちらを買ったか覚えていないという体たらく。
結果、かじってみたら両方とも甘柿だったので、渋柿より良かったと思うものの、さわし柿もしたかったのに、などと思ったりもする。
形はなぜか禅師丸と蜂屋柿の中間のようになり、本当に日本最古の甘柿という禅師丸なのかどうかも怪しい感じだ。