植物にもみな所有者がいるという感じを持った。
取るとか採るという気は起きないものの、撮ると盗み撮りという感覚になる。
道にせり出しているようなものしか撮らないにしても、そこにその家の人がいたら、声を掛けてから撮るか、何となく諦めるかだ。
独りで歩いていたら撮り辛いだろうなとも感じたのは、もうすっかり田舎に染まり都会に違和感があるということか。
肩に触れた植栽からキンモクセイ(金木犀)の匂いがして、よく観たら黄金色ではないので、蕾状態でも匂うのかと検索したら、ギンモクセイ(銀木犀)なのかもしれない。
変なトケイソウ(時計草)があるな、と撮りながら思い出したのはパッションフルーツだったかな、ということ。
図書館の前栽にランタナがあり、これは田舎で咲かせたかったけれど雪国では無理だったのか枯れさせてしまい、こちらのそこここで観る度に残念に思う。
南アメリカ原産で和名はシチヘンゲ(七変化)だとか。