1週間の留守で生家の様子がどう変わってしまうか、一番気になっていたのが沢の上の貯水池から引き込んだ水が池に流れ込み続けているかどうか。
流れ落ちてはいたけれど、水量は少なくなっていて、あるべき深さの半分しかなくなり、アオミドロ(青綿)が一面に広がっていた。
アオミドロは広辞苑を引くと水綿とあり、確かにそのようで、色は別として、綿を布団の大きさに纏めておくために使う真綿のようだ。
すぐに真綿状アオミドロを掬い上げ、メダカの生存を確認し、貯水地の確認に沢を上がった。
途中でニラ(韮)の花に似たのが咲いていて、撮って調べたら、イワミツバ(岩三葉)とでた。
初めて認識した植物で、北海道では蔓延ると大変と要注意外来種になっているらしいけれど、蔓延って欲しいくらいだ。
沢を流れる水の落ち葉を取り除いたらカワニナ(川蜷)がいた。
石を裏返してみたら、案の定サワガニ(沢蟹)もいた。
ホタル(蛍)は2年ほど前に窓から飛んでいるのを1匹見て以来、見ていない。
その時季に沢にきたら観られるのかも知れない。