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『奥の細道』の句碑が北陸道には何ヶ所か在り、南条S.A.のものは初めて観た。
【月に名を 包みかねてや いもの神】その心は、検索して幾つかの解説を読んだけれど難しい。
十五夜の名月の日は芋(里芋)を掘リ始める日であり、芋を供える月であり、茶屋に下がっている疱瘡除けの呪いも目立っている、ということのようだ。
疱瘡は「いも」とも言ったようで、身体中、顔中に痘痕(あばた)ができるからだろうか。
何世代も繋いでいるカブトムシ(兜虫)の幼虫がプラケースの中に10匹と、処分しようとバケツに入れていた使用済みクヌギマットの中にも貧弱なのが9匹見つかった。
あまりにも多すぎるので、半数は先祖の地である我が十日町に持ち帰ろうと思う。
仲間が居そうな落ち葉の積もった辺りに放すつもり。