ポテトチップスを悪魔の食べ物と非難する記述を見ることがある。
発がん性物質のアクリルアミドを大量に含んでいるとか、飽和脂肪酸も多くて多量摂取すると心臓血管疾患を引き起こす可能性があるとか書いてある。
食べるなら1日10枚程度にすべきだと枚数制限まであったりする。
でも、いろんな味のポテトチップスが売られていて、どれをとっても美味しくて、食べ始めたら止まらなくなる。
買いたいと思うこともあるけれど、かさばっているだけの割高贅沢品という認識から自分で買うことはない。
ところが、私の田舎では亡くなった人の出棺を見送る門送りの際に、お礼品の紙袋に必ず小さな筒入りポテトチップスが入っている。
通夜などですでにお礼品を受け取っている人には、出棺までの待ち時間に、筒入りポテトチップスだけを配る。
悪魔の食べ物などということが一般的に流布まではされていないから手頃な品として使われるのだろうけれど、それを承知の選択なら悪ふざけのようなことになってしまう。
そんなわけで、私がポテトチップスを食べるのは田舎で集落の葬儀が行われた後だけ。
そうして避寒で宇治に戻り、自宅近くのホームセンターで、ジャガイモを作るポリ袋セットを見た時には悪ノリ商品としか思えなかった。
わざわざこんな袋入りを買わなくても、空ポリ袋を利用して何らかの根菜を作る人は知っている。
田舎の同級生は肥料袋を使ってトロロ芋を試しに作ったがどうこうと言っていた。
税込877円でこんなセットを買って、何個(何円分)のジャガイモが採れるというのだろう。
種芋は別売りだったりしたら、とか、収穫後の土と袋はどうなるのだろう、とか元を取れるはずがないなどと考えたら首を傾げるばかり。
2枚目画像は、散歩中に山科川遊歩道から観たコガモ(小鴨)3羽のくつろいだ姿。
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