ニシンの山椒漬け
今年もニシンの山椒漬けを楽しんでいる。
例年は身欠きニシンを丸ごと切らずに漬け込んでいたが、今年は自作の織部の緑色釉の、冷蔵庫に入れやすい小型のニシン鉢にした。
身欠きニシンを適当な大きさに切って漬けた。漬け込みは、醤油、みりん、酢を適当に入れ、緑の実を付け始めた山椒の葉をニシンの間にふんだんに入れた。毎年私の仕事だ。
10日ほど前につけたニシンを、数日前から食べ始めている。毎晩、夕食時に冷蔵庫のニシン鉢から器に盛るのも私の仕事になっている。
好きな自作の陶器に取って味わう山椒漬けは本当に美味しい。いつも冷酒で贅沢をしていたが、しばらくドクターストップが続いている。でもたまにはお猪口1杯だけを隠れて飲むこともある。
ニシンは、昔は北前船で日本海から新潟へ、新潟からは阿賀川を船で会津に運んだ。海のない会津で乾物の海産物は重要なタンパク源であった。また、会津本郷焼のニシンを漬け込む「ニシン鉢」は会津の嫁入り道具の一つだったようだ。
季節感を感じる身欠きニシンを味わいながら、郷土の豊かな伝統文化を有難く、素晴らしいと思わざるを得ない。
(参)昨年の拙ブログ 「ニシンの山椒漬け」(2006.5.19)
今年もニシンの山椒漬けを楽しんでいる。
例年は身欠きニシンを丸ごと切らずに漬け込んでいたが、今年は自作の織部の緑色釉の、冷蔵庫に入れやすい小型のニシン鉢にした。
身欠きニシンを適当な大きさに切って漬けた。漬け込みは、醤油、みりん、酢を適当に入れ、緑の実を付け始めた山椒の葉をニシンの間にふんだんに入れた。毎年私の仕事だ。
10日ほど前につけたニシンを、数日前から食べ始めている。毎晩、夕食時に冷蔵庫のニシン鉢から器に盛るのも私の仕事になっている。
好きな自作の陶器に取って味わう山椒漬けは本当に美味しい。いつも冷酒で贅沢をしていたが、しばらくドクターストップが続いている。でもたまにはお猪口1杯だけを隠れて飲むこともある。
ニシンは、昔は北前船で日本海から新潟へ、新潟からは阿賀川を船で会津に運んだ。海のない会津で乾物の海産物は重要なタンパク源であった。また、会津本郷焼のニシンを漬け込む「ニシン鉢」は会津の嫁入り道具の一つだったようだ。
季節感を感じる身欠きニシンを味わいながら、郷土の豊かな伝統文化を有難く、素晴らしいと思わざるを得ない。
(参)昨年の拙ブログ 「ニシンの山椒漬け」(2006.5.19)