エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

久々の日本画を楽しむ

2007-06-16 | 文芸

 河東町にある足利ギャラリーに行った。玄関を入ると、「百点美術展」の案内板の下には「磐梯山」(青谷保)が飾ってあった。落ち着いた秀峰・裏磐梯が描かれていた。
 あまり広くはないギャラリーには、著名な画家達の洋画、日本画、彫塑などの200点の作品が、所狭しと飾られてあった。そうそうたる画家の絵が、これだけ一堂に会していて驚いた。作品名と共に、販売価格が表示されていたが、無料でこれだけの作品が見れるのだから嬉しい。あまり見ることのできない傑作を居ながらに鑑賞することができた。
 
 洋画も良いが、日本画は落ち着いた雰囲気に惹かれ静かに鑑賞した。
 作品は、東山魁偉の「北国初雪」、「湖畔の春」、「行く秋」など、奥村土牛の「富士」、平山郁夫の「薬師寺の塔」、「薬師寺の朝陽」、「朝陽駱駝行く」、植村松風の「新秋」、大山忠作の「桂林」などがあった。林武の「カニ」や棟方志功の「舞妃の柵」などもあった。どこかで見たことのある中川一政の「孟浩然」や徳永真一の「安心なる」など、興味をそそられる作品もあった。
 帰りに、池田満寿夫の絵をプリントした10枚セットの陶板(約10×10cm)を求めた。
 
 足利ギャラリーは、緑さわやかなこぬか雨が降る田園風景の真っ只中にあり、遙かに雨雲に覆われた磐梯山麓がかすんで見えた。帰路、磐越西線下り「広田」-「会津若松」間の踏切で止められ、特急あいづの通過を待たされた。
 真っ赤な車体に、磐梯山と赤ベコがデザインされていた。



 何度目かの訪問だったが、こんな近くに美術鑑賞できるところがあったのかとあらためて思った。時々訪問させてもらおうと思っている。