エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

師走の一日

2009-12-01 | 日々の生活


 快晴の穏やかな師走の始まりだ。
 毎朝、武琉君は7時25分に家を出る。向かいの4年生のMちゃんとマンション前に集合して集団登校。萌花ちゃんは7時52分に家を出て、58分予定の幼稚園バスに乗る。いつも実に正確な分刻みの朝の始まりだ。今日は、萌香ちゃんは幼稚園の創立記念日でお休みだった。

 数日前から取りかかかっていた娘の家の障子張りをした。今日は、孫たちが所々開けて目立った穴を、萌花ちゃんと大小の桜の花びらの形に切ってふさいだ。都合8枚の障子戸が完成して、小春日が当たる部屋がいっそう明るくなった。

 ばーちゃんと3人でお茶。ばーちゃんの実家から届いた真っ赤な信州リンゴをむいた。お昼前に、萌香ちゃんと近くの短大の図書館へ行った。先日新聞投稿した記事の掲載を確かめがてらである。会津大学短期大学部には、産業情報学科(経営情報コース・デザイン情報コース)、食物栄養学科、社会福祉学科などがあり、その付属図書館は広範囲な蔵書がある。月1,2度は利用し、その都度本を読まなければと思っている。子供の絵本もたくさんあった。
萌花ちゃんは、仕掛け絵本が気に入って、小一時間ゆっくり絵本を見て過ごした。
 
 午後は庭の整理、冬越しできない伸びきった茎を切り取った。あちらこちらの木陰でサルビアがまだ咲いている。皆、昨年家に取り込んだ茎から増えたものだ。もう家に避難させるスペースはないので、枯れ葉をかぶせてそのままにすることにした。心配なのは、今年13個実を付けたみかんだ。雪囲いをして外で冬越しさせることにしている。
 ずっと楽しみに採ったミニトマトや伸びきったダリアも茎を抜いた。もういつ雪が降っても大丈夫だ。
 日一日と気ぜわしくなるだろうが、まさに謄々と天真に身を任せて過ごそうと思う。


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