エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ありがたい 孫の学級通信

2009-12-20 | 教育を考える
       【鮮やかな残りカリン しんしんと降る雪】



 孫の1年生武琉くんのクラスでは、毎日担任のM先生から通信が届く。A5判の「エトセトラ」だ。クラスや学校での様子に、今日の配布物、宿題、明日の学習計画、持ってくるものなどが、毎日欠かさず書かれている。じいもときどき目にしているが、今日の通信は倍のサイズで、カラー写真が5枚、お楽しみ会「お店屋さんごっこ」でのグループ毎の活動が、みんな写るように載っていた。
 通信「エトセトラ」は、初めて学校に出した親にとっては、どんなにかこころ強かったかしれない。ありがたいと思っている。

 4月、学校に通い始めた頃、先生に連れられて家の近くまで集団で下校していた頃を思い出した。あれから9ヶ月、ピカピカの1年生もずいぶんたくましく成長したものだ。
 普段の様子はあまり話さない孫だが、運動会あり、学習発表会あり、この前は保護者面談があったようだ。学校の様子はよくわかる。最近は新型インフルエンザが蔓延し、学年の他の何クラスかで学級閉鎖になったりしたが、武琉は風一つ引かずに元気で通った。
 22日で2学期が終わる。慈しみ育てる孫を見つめながら、学校でもさぞかし先生方にお世話になっているだろうと、感謝の気持ちでいっぱいだ。
 
この前、じいちゃんの画いた磐梯山のスケッチを孫に持たせた。私の大好きな絵を2Lサイズに印刷して額に入れた。厳寒の崎川浜に浮かぶコハクチョウと遙かに聳える秀峰のスケッチだ。子供たちに郷土の秀峰磐梯山や猪苗代湖、美しい自然を心の隅に残してやりたい思いだった。
 折り返し先生から娘宛にお礼の返事があった。教室の先生の机の上に飾られた小さな自然を、子供たちが時折眺めている教室の様子が目に浮かんだ。




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