○ 隣に住む娘と孫たちと夕食を囲む豊かさ
焼き魚:さんま ・・・・ いわき(息子の嫁さんの実家)から送られた。
野沢菜 ・・・・ 信州からのお菜の水があがった。毎食欠かせない。
ぐい呑み ・・・・ 自作の豪華な釉のぐい呑み。
地酒 ・・・・ 今日のは、喜多方・大和川酒造の弥右衛門
先日、ブログ「常念の見える部屋から」に、小春日に母が冬支度を始める遠い日の思い出が書かれていた。
その珠玉の文章に触れながら、私にも確かにあった、布を洗い張りする同じ母の姿が重なって目頭が熱くなった。
その頃、ほころびを何度も繕ってもらいはいていたズボン、いつも着ていた同じセーターの模様、そして、暗くなるまで戸外で遊び回っていた自分がおぼろげに浮かんできた。すべてが貧しかったが、そこには、こころ温まる豊かな生活があったように思えた。
こころの時代が叫ばれてから久しい。民主党の政策「コンクリートからヒトへ」は当然だが、問題はさらにヒトのこころである。ものはありあふれ、何事も便利になったが、失われたものも大きかったと気づいた。
贅沢を反省しながら、本当のこころの豊かさを思った。
こころとは何かをもう一度考えてみたい。
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