エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

富良野自然塾

2009-12-12 | 環境問題
                【冬そうび 咲けるだろうか】



文藝春秋の新年号で三井住友銀行(SMBC)の広告を見た。そこに「富良野自然塾」を支援している。とあった。
広告文(部分)に
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   日頃自然を感じることの大切さ。
風や音や光は自然界の信号だ。
   目覚めさせよう、今眠っている私たちの感覚を。
   自然の中で生きていくのだから。
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 確かにそうだ。人々は忙しすぎるからだろうか、なかなか自然を見つめることが少ないと思う。だから、5感で身近な自然にふれ、そのすばらしさに気づく機会もほとんど無いだろう。
 こんなにすばらしい風や音や光が、いつも身近にある幸せを感じている。

 富良野自然塾を検索してみると、案の定、あの「北の国から」の倉本聰氏が塾長を務める「SMBC環境プログラム NPO法人 C・C・C富良野自然塾」とあった。
この事業では、、閉鎖されたゴルフ場の跡地に苗を育て元の森に回復させる活動と、五感で自然を体感する環境教育を行っている。すばらしい事業だと思った。

環境教育の基本は、五感により自然に触れることだ。体験的な観察から自然への理解、関心が高まり自然保護の思想へつながると思う。
学校教育でも、もっと身近な自然や生き物を題材にして自然への正しい認識が生まれるに違いない。 親しむ → 学ぶ → 守るだ。教職にあったとき、これらを教材化して実践してきた。環境教育に夢中だった頃のことを懐かしく思い出した。



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