■ イチローはベンチを出てから打席に入るまでの動作がきちんと決まっていて常にその動作を繰り返しているらしい。
私も日曜の朝のパターンが決まっていた。8時から「週刊ブックレビュー」を見てその後引き続き「新日曜美術館」を見るというパターン。ところが年度が改まって「週刊ブックレビュー」の放送日が土曜日に変わってしまった。新年度が始まって早や1ヶ月、未だに日曜の朝のリズムが定まらない、なんということだ。
前置きが長くなってしまった。何故今回随分昔の本をアップしたのか、それは・・・。
「週刊ブックレビュー」の司会を毎週務めている中江有里は若かりし頃の仁科明子に似ている。反論もあろうがあくまでも私の主観。今朝番組を見ていてそう思った。
ストライクゾーンを9分割してピッチャーの配球を分析することがあるけれど、中江有里と仁科明子は共に同じゾーンに入る、と思う。他には・・・、石田ひかりも同じゾーンに入るかな。
「いい年して何を書く」そんな理性的な声は無視して先へ。アルコールなブログなのだ。
今朝の中江有里は半袖の白いシャツにちょっとフレアな黒いスカート、ショートヘアで知的な雰囲気。おじさん好みではないか。
彼女を見ていて昔のNHKのテレビ番組「白鳥の歌なんか聞えない」に出演していた仁科明子をなんとなく思い出した。
**彼女はからだにぴったりした白いタートルネックのセーターに、濃いブルーのミニスカートをつけて、まっ白なリボンで前髪を抑えて、白いぺちゃんこ靴をはいて、手をうしろなんかで組んじゃって、なんとなく幼稚園のお遊戯でアヒルの真似をするようなかっこうで、ひと足ひと足うなずくみたいにリボンを振りながらのんびりと歩いてきた。**
このシーンを演じた仁科明子が遠い記憶からおぼろげながら浮かんでくる。最近何故か昔のことをなつかしく思い出す。
ところでこの「白鳥の歌なんか聞えない」は薫くんシリーズの作品だが同じシリーズの『赤頭巾ちゃん気をつけて』には足の指の爪をはがした薫くんを診察する女医さんのこんなシーンが出てくる。
**でも次の瞬間にはもっとびっくりして、それこそほんとうに呼吸がとまってしまったかと思った。何故なら、彼女は白衣の下に、それこそなんていうか、つまりなんにも着けていなかったのだ。(中略)ぼくはそのちょっとかがみこむようにしている彼女の白衣の胸元から、彼女の眩しいような白い裸の胸とむき出しの乳房を、それこそほぼ完全に見ることができた。(中略)ぼくはもうあっという間に興奮してしまった。**
この作品は映画化されているが残念ながら観ていない。一体この女医の役は誰だったんだろう・・・。
願わくば再度映画化を、で女医の役は・・・。
薫くんシリーズの他の作品