■ 今回の舞台はミャンマー。大型サイクロンに襲われて甚大な被害を被っても海外からの援助を頑なに拒否しつづけた軍事政権(ようやく受け入れを決めたようだが)の国、内戦が何年も続いている国。
少数民族を虐殺する軍隊、住民達が一瞬にして吹き飛ぶシーンが続く。とても正視できなかった。これはミャンマーの現実を伝えるためにつくられた映画だと理解すればいいのだろうか、それにしてもこれほど凄惨な殺戮シーンを描かなくてはならなかったんだろうか。これが本当にミャンマーという国の現実なんだろうか・・・。
映画のストーリーはシンプル。少数民族を支援するために医薬品など携えて集落に入ったボランティア団体が軍に拉致される。彼らを救出するために傭兵部隊と共に山の奥深くの集落目指して川を遡って行くランボー。現地でランボーが目にしたのはこの世の地獄だった。そして山中で展開する軍との壮絶な戦い。もう一度観ようなどとは決して思わない。
ムダに生きるか
何かのために死ぬか
お前が
決めろ
それにしてもこのシビアな選択肢はどうだろう。