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■ 前稿に書いた川上弘美の長編『これでよろしくて?』中央公論新社がなんと書店にあった。で、早速購入。このところ単行本で買い求める小説は川上弘美の作品くらいのもの。帯には**コミカルにして奥深い、川上的ガールズトーク小説**などという意味不明なコピーが。でも気にしない、気にしない。
しばらく前に注文しておいた『名画の言い分 巨匠たちの迷宮』木村泰司/集英社が届いた。
**バロックからロココまでの時代を築いた、あの巨匠たちは、実人生にも凄みがあった。名画の心が、100倍深く分かる本。**と帯にある。
本書で取り上げられているのはベラスケス、レンブラント、フェルメールなど有名な画家、8人。「絵の中に画家の人生を探す」という興味深い試み。これは面白そう。
よかった、2冊とも今週末読書に間に合った。