■ 今日(24日)の信濃毎日新聞朝刊の記事によると、全国に自動販売機が約520万台あって、その約半数が飲料用自販機だという。260万台という数字は以前書いた記事(自動販売機の消費電力)と一致している。
飲料用自販機1台あたりの年間消費電力量は平均的な世帯の約35%だと記事にある。ということは飲料用自販機3台で平均的な世帯と年間消費電力量がほぼ同じ、ということになる。260万台の飲料用自販機の消費電力量は86万6千世帯のそれとほぼ同じなのか・・・。
長野県の世帯数はどのくらいだろう・・・。人口が210万人位だから、もしかしたら同じくらいかもしれない・・・。長野県のHPによると、今年4月1日現在、人口が214万人で世帯数は79万5千だ。
ということは・・・、全国の飲料用自販機と長野県の全世帯の年間消費電力量がほぼ同じということになる・・・。多い・・。やはり、飲料用自販機を減らすことが必要ではないかなぁ。
■ 大阪地検特捜部で行われた証拠改竄事件。 この事件をスクープした朝日新聞の記者によって明らかにされる事件の深層。
検事たちが描いたストーリーが破たんしていることを認めようとせず、ストーリーに合うように証拠を改竄してしまうとは・・・。
広く科学の分野では仮設の正しさを実証実験によって証明する。仮説に合致するようなデータが得られなければ、仮設の見直しが行われる。が、時にデータ改竄が行われることがあるようで、そのことが新聞などを通じて伝えられる・・・。
大阪地検特捜部が行った行為はこれと同じ部類の犯罪ではあるが、恐ろしい。無実の人を有罪にしてしまってかまわないという、あえて書けば「組織的な病理」。
この問題を個人の犯罪に帰着させて幕引きしようとする・・・。これでは結局何も変わらないのではないのか、と不安になる。