透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

松本城の桜

2014-04-16 | A あれこれ

 ブログを始めたのが2006年の4月16日でしたから、今日、16日は8回目のブログ誕生日です。
いつも閲覧していただきまして、ありがとうざいます。これからもよろしくお願いします。


 


乾小天守(高さ16.8m)





開放的な月見櫓の朱塗りの手すり


春のフォトアルバム 松本城にて 撮影日 140416


 


文系本、理系本

2014-04-16 | A 読書日記



『桜は本当に美しいのか 欲望が生んだ文化装置』 水原紫苑/平凡社新書を読み終えた。記紀、万葉集から古今集、枕草子、源氏物語、新古今集・・・、能・歌舞伎、近代文学、そして現代の短歌や歌に至るまで、文学に於いて桜がどのように扱われてきたのか、表現されてきたのか、その過程を辿る。

山にひっそりと咲いていた桜を俗界に招きいれて、耐え得ぬほどの「重荷」を負わせたのは人の罪ではないか、と著者は言う。桜文化の創造と変容を論考した文系本。



さて今度は理系本、『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』中野信子/幻冬舎新書を読む。ヒトの脳は頑張っている自分への「ご褒美」として快楽物質を用意した・・・。