![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/67/7dc0ab2856b30bdec025f8b3bb35ab81.jpg)
■ 東日本大震災の被災地で大勢の人たちが避難生活を続けていたとき、避難用のテントをつくったらどうかと書いた(過去ログ 20110406)。
今日(20141206)の信濃毎日新聞朝刊の経済面に「プライバシー配慮 低価格避難テント」という見出しの記事が載った(写真)。記事には**地震などの災害時の避難場所に並べて、被災者個々の居住空間とする「ひなんルーム」を商品化した。避難所では段ボールなどで仕切る場合もあるが、よりプライバシーに配慮して全体を覆うテント型に設計。**とある。
商品開発のコンセプトは私が考えていたことと同じだ。長野の会社が昨秋から開発していたもので、コストを他社製品の半値以下に抑えたそうだ。設置面積が4㎡で7,020円、2㎡で5,616円だという。2㎡だとひとりでも狭いだろうから、4㎡、仮に形が正方形だとすれば2m×2m、たたみ2帖分(1坪)より少し広いテントがいいと思う。
保育園の遊戯室の隅に2、3個常設しておいて小さな子どもの遊び場にしてもいいかもしれないし(と書けば、保育士の目が届かないから好ましくないなどという声が聞こえてきそうな気がするが・・・)、同じ目的で一般家庭でつくってもいいかもしれない。小さな子どもは狭いところが好きだから格好の遊び場になるだろう。
専用の袋にコンパクトに収納できるようになっているそうだから、他の避難用グッズと共に備えておくのもいいだろう。いや、避難所にひとりだけこのテントを持ち込んだらトラブルになるかも、というか孤立するかも。だとすれば各自治体で常備すればいいのかな。そして避難所に小さなテント村をつくればいいのかも。