546 東筑摩郡筑北村坂北(旧坂北村)向原にて 撮影日150527
■ 善光寺の御開帳には電車で出かけた。電車の窓から火の見櫓を探していて、この火の見櫓の屋根が長野道の向こう側の小高い丘の上の樹間にちらっと見えた(撮影位置が少し違うので上の写真には写っていない)。ヤグラセンサーの感度は今なお良好。昨日、迷うことなくこの火の見櫓に到達することができた。脳内GPSも健全。
3角形の櫓に6角形の屋根、6角形の見張り台。ごく一般的なタイプの火の見櫓。梯子の段数とそのピッチによって、見張り台の高さが約7m80cmと分かった。
見張り台の対辺が平行ではない、この6角形は歪んでいる。意図的に見張り台を歪ませた例は珍しい。梯子を見張り台の床面より上まで伸ばしてあるのは昇り降りしやすくするための配慮として好ましい。
脚部はトラスを組んで、脚元まで伸ばしてある。これは好ましい。この火の見櫓がカバーしているエリア、集落についても調べたいところだが時間的な余裕がなかった(と言い訳)。