541 須坂市日滝本郷にて 撮影日150510
■ この火の見櫓も高山村に向かっている途中で見かけた。具体的に表現できないが、櫓のプロポーションが例えば中信地区で目にする火の見櫓とは違うような気がする。細身ということだろう。
和傘のような屋根。ブレースに使っているリングのサイズが大きいと思う。ガセットプレートも目立つ。櫓の見た目の印象にも影響しているだろう。
脚部。正面のみアーチ状に処理して他の面にはブレースを設置している。繰り返し何回も書いているが、この構成だと、櫓を支える脚という情報というかイメージが伝わりにくい。機能が形を規定する、やはり機能に相応しい形というものがあるような気がする。
偶然にも安曇野のヤグラー、のぶさんも最新稿でこの火の見櫓を取り上げていた。